sia_org.gif SIA総合保障制度2005   2005/12/04


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直近1年間の賠償責任弁護士対応事故案件

          主な参考資料=SIAニュース 131号(2005/10/25発行)
◆平成13年2月発生訴訟事件◆
○事故内容:高校修学旅行における公認スクールのスキー講習中に、受講生がチケット購入中の第三者に衝突、脊椎骨折を負わせた事故。
○原告損害賠償請求総額:4,210万3,922円
○平成16年11月4日裁判所和解案
・損害賠償総額:2,136万6213円
・内、2割を受講生、8割を公認スクールが支払う。
○裁判所和解案に従い、***損害保険が支払った保険金総額と内訳
◇***保険金支払い総額:1,906万2970円
◇内訳
・原告への支払額:1,619万6554円
・公認スクールへの支払額:89万6416円(原告への既払金)
・弁護士への支払額:197万円


○裁判官による公認スクールへの指摘
1.レッスン場所選定の問題:
 レッスン場所に障害物等があった場合、あらかじめ、その危険を予測しそれに対する対処が求められる。
2.スキー教師の資格の問題:
 まったく滑れない初心者を安全に教授し得るだけの知識、経験、及び資格が、備わっていることが求められる。
3.レッスン内容の問題:
 初心者が安全に止まるためには、上手に尻もちをつけることが絶対条件であるとすれば、そのための充分な指導内容が求められる。


◆平成13年2月発生訴訟案件◆
○事故内容:中学校修学旅行における公認スクールのスキー講習中に、受講生が一般スノーボーダーと衝突、ボーダーが左足骨折(全治2年以上)。
○原告損害賠償請求総額:400万円超
○現在、***損保顧問弁護士を代理人として裁判所において係争中。


◆平成16年3月発生訴訟事件賠償案件◆
○事故内容:高校修学旅行における公認スクールのスキー講習中に、受講生がトレーンをはずれ立木に衝突。左足骨折。
○原告損害賠償請求総額:400万円超
○現在、***損保顧問弁護士を代理人として対応中。


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