◇エコ(環境)でエコ(節約)しよう
確実に進んでいる地球の温暖化。私たちスノーマンとしては、その進行をわずかでも遅らせることは義務でもあります。
すぐ上では、充電式のものに変えると、環境に優しくかつ大変得であることを紹介しました。単3電池が使い捨てなら、1本26または82円。充電式の場合なら、1本1回当たりのコストは0.8〜2.8円。
◇LED電球は今夏から半額に
本2009年7月に4千円前後の新製品を投入を発表したシャープ。対抗して東芝は、発光ダイオード(LED)電球の価格を、従来の半額の5千円程度に引き下げる。
白熱電球40〜60ワット同等の明るさで、白熱電球ソケットがそのまま使えます。
消費電力が白熱電球の約8分の1のLED電球は、省エネルギー型の照明。この値下げで普及に弾みがつきそうです。
比較 | 耐久性 |
消費電力 | 価格帯 |
千時間当たりのコスト(電気代込み) (明るさを50W、電気代を1KW時=20円とする)
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白熱電球 | 千時間 |
100% | 100円 |
100+電気代1,000= 1,100円 | ------ |
電球形蛍光灯 | 6千時間 |
約1/5 | 千円 |
1,000/6+電気代200= 367円 | 約67%もお得 |
LED電球 | 4万時間 |
約1/8 | 4〜5千円 |
4000/40+電気代125= 225円 | 約80%もお得 |
電球形蛍光灯では、白熱電球と比べて価格が10倍、寿命が6倍、単純比較では1.7倍の割高。
LED電球では、白熱電球と比べて価格が40倍、寿命が40倍、単純比較では同等。
◇電気代込みの千時間当たりのコスト
単純比較では似たようなコストに見えますが、消費電力が違います。
その結果、*電球形蛍光灯は約67%もお得、*LED電球なら約80%もお得となります(明るさを50W、電気代を1KW時=20円とします)。
驚くほどの差です。強くお勧めです。ぜひぜひ皆さんの家庭、職場などでも検討いただけると嬉しいです。
◇早くも本年8月上旬から、LED電球で省エネ点灯効果が始まっています。
2009年7月から、LED電球が半額に値下がり。
早くも秋葉原オノデンでは、「それまで1個も売れない日もあったのが、7月半ばからの半月で100個以上売れている」と。
今後はほかの大手メーカーも追従する見通しで、販売競争によって価格が更に下がる可能性がある、とのこと。
地球温暖化を改善するためにも、まずは小さなことでも。ぜひぜひ強い関心を持って下さい。
◇外食各社のLED照明導入状況
早くも「外食企業が発光ダイオード(LED)照明の導入が急です。1年後の2010/04に本格施行する改正省エネ法への対応が、その背景にあります。
★外食各社のLED照明導入状況 (日経新聞 2O09年9月4日) |
| ワタミ | 客席や厨房にLLD照明を導入した店舗を3年で100店に拡大。 |
| 吉野家 | 9月に店内照明にLEDを導入。270店で看板を、LEDに切り替える。 |
| チムニー | 看板と客席、厨房にLEDを導入した実験店を出店。 |
| つぼ八 | 客席照明にLEDを導入した店舗を今秋に出店予定。 |