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スキー話 / 素人さんには内緒?の数字= 国内リフト乗車人数の推移1990-2010年表 (2012/10/07 更新)

 33,467,553人。
 1998シーズンのスキー索道利用数は、不景気と雪不足の影響を受け、前年比で83.7%と落ち込んでいます。
 この数字は、その1998シーズンの普通索道(=ゴンドラ、ロープウェイ)の利用人数です。それに特殊索道(=スキーリフト)を合わせると、5億6,868万人(日本ケーブル発行スノービジネス1998秋号)。
 もし一人が5回平均の利用と仮定すれば、2億8千万回ほどもの乗車回数になります。
 もし一人が2千円平均のリフト代を払ったと仮定すれば、金額は1兆1,374億円。
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 500円のラーメンなら2,843億杯分=4人家族が毎日3食ラーメンを食べ続けても、6,492年もかかる金額です。仮に30歳で子どもを生むとすれば、概算で216代めの子孫まで続きます。
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国内リフト乗車人数の推移1990-2010年表

◇ 普通索道の乗車回数 ◇ (=一般のゴンドラ、ロープウェイ、リフトなど)
シーズン乗車回数前年比売上
'92シーズン7億5千万人
ピーク。この年度については出典不明
'93シーズン

売上収入は約1,500億円
'95シーズン6億9,799万人
----
売上収入は91,500億円弱
'96シーズン7億3,583万人+ 5%
'97シーズン6億4,373万人−16%
'98シーズン5億3,521万人−17%特殊索道(=スキーリフト)を合わせると、
5億6,868万人
'99シーズン5億4,717万人+ 1%
'99シーズン5億2,300万人
この数字については出典不明
'00シーズン5億2,278万人− 4%
'04シーズン

売上収入は890億円(または810億円)
◇管理人の注:
 ▲上の表は、
 「日本ケーブル(株)」が発表の数字です(出典不明を除く)。多分、普通索道(=ゴンドラ、ロープウェイ)だけでなく、特殊索道(=スキーリフト)も含まれている?ような気がしますが、不確かです。

 ▼下の表は、
 「乗車回数」は 国土交通省「鉄道輸送統計調査」特殊索道旅客輸送実績より。
 その他の、リフト売上、スキー人口、スノーボード人口は、 財)社会経済生産性本部の「レジャー白書」より。

国内リフト乗車人数の推移1990-2010年表

年度乗車回数前年比売上(億円)
スキー人口
スノボ人口
1990年759,206千人
1,310
1,380万人

1991年771,758千人
1,410
1,700

1992年791,792千人
1,510
1,760

1993年796,906千人
1,510
1,770

1994年749,840千人
1,420
1,670

1995年788,896千人
1,490
1,630

1996年700,199千人
1,320
1,670

1997年575,705千人
1,290
1,360
320万人
1998年580,023千人
1,160
1,400
400万人
1999年539,972千人
1,130
1,230
430万人
2000年509,496千人
1,020
1,160
460万人
年度乗車回数前年比売上(億円)
スキー人口
スノボ人口
2001年491,591千人
990
1,080
530万人
2002年468,471千人
920
1,090
540万人
2003年417,453千人
890
760
430万人
2004年383,757千人
810
760
470万人
2005年

700強?
520万人
平成17年度輸送実績
(2005年度)
旅客数量合計 441.0百万人
普通索道計 61.8百万人
特殊索道計 379.2百万人
+0.5%
+15.2%
-1.5%



2006年316,316千人

610万人420万人
2007年342,411千人+8.2%

560万人400万人
2008年305,710千人-10.7%

690万人440万人
2009年300,388千人

690万人440万人
2010年282,136千人-6.1%

720万人420万人

 ▼さらに一段下の表は、
 「全国スキー安全対策協議会」発表の数字です。
 普通索道は含まれません。2月の月間述べ輸送人員であって、1シーズンに換算したものでは無いと思います。こちらも不確かで、申し訳ありません。
◇ スキーリフトなどの乗車人員 ◇(調査は2月)スキーヤースノーボーダー
'00シーズン5,497万人− 4%3,610万人 66% ( ---- )1,888万人 34% ( ---- )
'01シーズン4,970万人−9.6%2,983万人 60%(-17.4%)1,987万人 40%(+ 5.3%)
'02シーズン5,053万人+ 1.7%2,840万人 56%(- 4.8%)2,213万人 44%(+11.4%)
'03シーズン4,390万人-13.1%2,391万人 54%(-15.8%)1,999万人 46%(- 9.7%)
'04シーズン4,074万人-7.2%2,246万人 55%(-6.10%)1,828万人 45%(- 8.6%)
'05シーズン4,240万人+4.10%2,336万人 55%(+4.00%)1,904万人 45%(+4.20%)
'06シーズン3,459万人-18.4%1,820万人 53%(-22.10%)1,638万人 47%(-14.00%)
'07シーズン3,637万人+5.10%1,948万人 53%(+7.00%)1,689万人 47%(+3.10%)

◇ スキーリフトなどの乗車人員 ◇(調査は2月。1シーズンではありません。乗車人数であって、人口ではありません。)
調査は2月スキーヤー前年比スノーボーダー前年比総輸送人員対前年比
2008年19,734,544(53%) 1.3%17,147,000(47%) 1.5%36,964,911 1.6%
2009年18,389,227(54%) -6.8% 15,894,319(46%) -7.3%34,283,546 -7.3%
2010年18,082,250(56%) -1.7%14,481,431(44%) -8.9%32,563,681 -5.0%
2011年18,837,522(54%) 4.2%15,763,890(46%) 8.9%34,578,359 6.2%
2012年16,225,318(53%) -13.9%14,130,623(47%) -10.4%30,355,941 -12.2%
※ 調査年により協力スキー場の数に変動があります(2010 年〜2012 年の協力スキー場は同じ)
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★参考資料
1= 「野沢スキー場(長野県)のピークでは、1シーズンのリフト売り上げが45億円だったのが、1999シーズンでは20億円弱(たぶん15億円ほど?)」とのこと。1/3への売り上げ減です。
2= 「猪苗代スキー場(福島県)では、1995シーズン頃がリフト利用数のピークで、2002シーズンでは約その半分」と言われています。
 これは猪苗代や福島県だけに限らず、日本全体の傾向と見て良いでしょう。
3= 釣り具好調 スキー不振(日経新聞1999/12/11朝刊)
 成熟するアウトドア用品の市場。
 余暇開発センターの調査によれば「登山・キャンプ用品」の市場規模は98年が1,760億円。前年比で1.1%減少。90年代に入って拡大傾向が続いていたが、96年(1,800億円)を境に縮小に転じた。
 アウトドア関連の中では「釣り具」が一貫して伸び続け、98年は前年と同じ2,950億円を記録。一方、ここ数年極端な不振に直面しているのが「スキー・スケート・スノーボード用品」。91年に4,290億円だったのが、98年には2,890億円にまで縮小した(-32.6%)。
(FRaU東京コンシェルジュ #102「スキー最新事情」(ホイチョ・プロダクションズ)より)
 '04シーズン 1,230万人 760万人 470万人 「レジャー白書」(社会経済生産性本部)。前年比でSKI 28%の減少。
 わが国のスキー人口は、ピークの92〜93年シーズンには1,770万人もいましたが、04年は470万人にまで減少。おかげで、かつて700を数えた日本全国のスキー場も、05年シーズンは559に。
 しかも、ゲレンデは年間集客数が10万人を割ると維持できないと言われますが、全ゲレンデの8割までが10万人以下。
 ピークには年間143万人を集めた野沢も04年は38万人。同じく144万人を集めた八方尾根も45万人にまで減少しています。

   福島県・各スキー場の詳しい2001〜2012入り込み情報を見たいときは、ここをクリック
   猪苗代スキー場の詳しい1995〜2012年度情報を見たいときは、ここをクリック

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スキー話 / 素人さんには内緒?の数字= Newリフト乗車人数1987-2013  (2015/10/11 新)

  シーズン別 特殊索道輸送実績(旅客数)の推移1987-2013
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特殊索道輸送実績(旅客数)の推移1987-2013 透明スペーサー
出所)『 ウィンターリゾート白書 2013』より。なお源出所は『国土交通省・鉄道輸送統計年報』
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★特殊索道とは,
「外部に解放された座席で構成されるいす式の搬器を使用して、旅客を運送する索道をいう。」 いす式リフト(チェア・リフト)が、これに相当する(鉄道事業法施行規則)。
 1997(平成9)年5 月の施行規則改正以前は,特殊索道は,甲種・乙種・丙種の3 つに細分されていた。甲種特殊索道とはスキーリフト専用ではない,「いす式リフト」(チェアリフト)であり,乙種特殊索道とはスキーリフト専用の「いす式リフト」であり,丙種特殊索道とは「滑走式の索道」(T バーリフト,ロープトゥ,J バーリフト,プラッターリフトなど)であった。 透明スペーサー
 1994 年(93/94年シーズン)の7 億8,080 万人回をピークとして,2012/2013 年シーズンの輸送実績は,2 億8,790 万人回と,ピーク時の37%まで落ち込んでいる。 ★なお,人回とは、
 索道輸送の算定単位で,1 人が2 回,索道を利用すれば,1 人× 2 回=2 人回と測定する。1 人が10 回索道を利用すれば,10 人回となる。

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このページの新設日 : 1999/07/25.
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