お粗末! 雇用契約は守るもの 2003/11/29
このページの後ろ半分で内容は紹介してありますが、2003/11/26、SIAから「公認スキー学校長各位 雇用契約締結のお願い」という文書が届きました。
「毎年のように公認校における給料の不払い等、雇用条件に係わるトラブルの相談が会員より協会に寄せられております」とのことです。
また、かっては開かれていた本物の「SIAの掲示板」の中にも、そういうことが多々あるように書かれていました。これは直ぐ次で紹介してありますが、書き込み者がスキー教師ではなく、一般人?のようなので、驚きは尚更でした。
同業者として、交わさないスクールが存在するのは恥ずかしい限りですが、被害者に陥る立場のコーチ自身が我が身を守ることが必要ではないでしょうか。契約書を交わしてくれないスクールとは、口約束の契約は正式に破棄し、まっとうな=普通のスクールと契約をし直すべきです。
もしあなたがこのページを読んでいる今がシーズン前で、かつまだ文章での契約を交わしていないなら、期限付きで通告をすべきです。それでもダメなら、口約束による契約を破棄して他校に移りましょう。
それよりも「労働基準監督局」のようなところに、相談を持ちかけたほうが良いのではないでしょうか。
(当HP管理人 磐梯ひじかたスキースクール・土方あきら 2003/12/29)
◇参考関連ページ
- ’04SIA労働契約書サンプル 03/11/29
- スクール間でのキャンセルについて(磐梯ひじかたSS) 99/11/30
’00SIA70校の契約条件と金額 01/ 8/11
(15)幾ら払っているか? 1.99/12 ( ’98、99 磐梯ひじかたSSでの 給料)
★シーズン途中で解雇したりする事は許されません
【SIA公式サイト 一般の方の掲示板】より (2003/11現在は閉鎖中)[245] SAJ所属様 投稿者:見学者 投稿日:2002/09/28(Sat) 14:14
上記を抜粋
「SIAは、職業としてスキーを教える事で生活基盤を構築し食べていく」が、前提です。
残念ながら心無いスクールでは、シーズン前に決めた給料をお客様が少なく、収入が当初より減ったので未払いになったり、シーズン途中でスタッフを辞めさす事もあります。
この事に関して、競争の原理や自由主義競争の元で経営者に嘘を付かれたり、シーズン途中で解雇したりする事は許されません。
SIA、SAJを問わず、競争の原理で最低限の保証まで切り捨てる事は許せません。
スクールの経営者はシーズン前に約束した事を守り、雇用契約を交わす義務があると思います。
経営者は約束した事を守り、スクールを運営する心構えと決心が必要です。
★公認スキー学校長各位 雇用契約締結のお願
公認スキー学校長各位拝啓 平素より協会運営に多大なるご協力を頂き誠にありがとうございます。
さて、毎年のように公認校における給料の不払い等、 雇用条件に係わるトラブルの相談が 会員より協会に寄せられております。
トラブルを未然に防ぐには、まず 公認校と雇用するスタッフの間で 労働条件等を明記した雇用契約書を取り交わし、 遵守して頂く事が必要であると考えられます。
まだ実施されてない公認校に於かれましては、 必ず実施して頂きますようお願いいたします。
なお、ご参考までに労働契約書(雇用契約書)の
- 書式サンプル
を添付いたします。
社団法人日本職業スキー教師協会
学校・事業部長 川野 徳廣
(2003/11/26)