2012.5.07 土方あきら
国内スキーリフト建設基数の推移ほか、年表 |
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シーズン | スキーリフトの建設基数 | 新設スキー場 | スキー場総数 (原則 営業スキー場数) |
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チェアーリフト | ゴンドラ | |||
'81シーズン | 151基 | |||
'82シーズン | 149基 | |||
'83シーズン | 151基 | 500ヶ所 |
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'84シーズン | 193基 | 513ヶ所 |
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'85シーズン | 196基 | 531ヶ所 |
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'86シーズン | 197基 | 543ヶ所 |
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'87シーズン | 170基 | 561ヶ所 |
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'88シーズン | 208基 | 581ヶ所 |
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'89シーズン | 225基 | 605ヶ所 |
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'90シーズン | 194基 | 633ヶ所 |
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△▲上記、'81〜'90シーズンのデーターについて、 リフト建設基数は「スキービジネス」誌、スキー場総数は「日本自由時間スポーツ研究所」より△▲ |
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▽▼下記、'96〜'2010シーズンのスキー場総数は、出典不明▽▼ 詳しくは、当サイト内 スキー場の数(総合表1951〜) 2020/7/25 | ||||
1980〜1993年(13年間) | 約230 (年平均16) | |||
'96シーズン | 79基 | 3基 | 3ヶ所 | 683ヶ所 |
'97シーズン | 86基 | 2基 | 7ヶ所 | 690ヶ所 |
'99シーズン | 36基 | 2基 | 9ヶ所 | 703ヶ所(ピーク時) |
2001シーズン | 22基 | 2 | 723ヶ所 |
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2002シーズン | 16基 | 1 | 719ヶ所 |
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2003シーズン | 19基 | 2 | 718ヶ所 |
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2004シーズン | 13基 | 0 | 714ヶ所 |
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2005シーズン | 10基 | 0 | 708ヶ所 |
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シーズン | スキーリフトの建設基数 | 新設スキー場 | スキー場総数 (原則 営業スキー場数) |
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チェアーリフト | ゴンドラ | |||
1994〜2006年(12年間) | 50以下 (年平均 4) | |||
1994〜2006年(12年間) |
2003年までに,日本では約680か所のスキー場が開発。しかし,1994年以降に新規開発のスキー場数は50以下。これは,1980年から1993年に,230か所あまりのスキー場が誕生した事実と対照的である。 また,また,既存のスキー場においても,1994年以降,新規にスキーリフトを設置し,拡大がなされた例はほとんどない。 (出典:)近年の日本におけるスキー場開発をめぐる諸問題(呉羽 正昭) |
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2012シーズン |
2012年までに開設スキー場総数763か所。内、閉鎖241か所、休業43か所。その結果現存の営業スキー場479。 (出典:)日本におけるスキー場の閉鎖・休業にみられる地域 的傾向(著者 呉羽 正昭・雑誌名 スキー研究 ) |
- スキー場の数(総合表1951〜) 2020/7/25
3つのデーターを統合したものです。
- =スキー場数の推移(1950〜2012) 2020/7/25
各年度の休業・廃業スキー場数も込み。
- =スキー場総数の推移(1982〜2006)(日本自由時間スポーツ研究所より)
'81〜'90の間のスキー場総数は、こちらの数字を引用しています。しかし歴年度で表記されているため、当サイトの上記表では雪シーズン表記なので1年ずらしてあります。
- 人工と天然雪スキー場数の推移(1959〜1981)(2012/ 4/29up)へ移動
ちなみにチェアーリフトの建設基数を年代別に見ると、
◇年代別スキーチェアーリフトの建設基数 |
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年代 | 建設基数 |
1976〜80年 | 66〜117基 |
1981〜83年 | ≒150基 |
1984〜90年 | 170〜226基 |
1991〜94年 | 105〜154基 |
1996年 | 79基 |
'97シーズン | 86基 |
'99シーズン | 36基 |
2001シーズン | 22基 |
2002シーズン | 16基 |
2003シーズン | 19基 |
2004シーズン | 13基 |
2005シーズン | 10基 |
バブルが崩壊したこともあり、リフト建設基数の推移はこれほど激減しています。あるいは、それでもこんなに多くのリフトが、毎年造られているのと見ることもできます。
その結果、'96シーズンの新設スキー場は3カ所、廃業が1カ所、日本全国のスキー場総数は683カ所です。
◇参考:リフトなどの建設コスト
* コクドは、新潟県湯沢町の苗場スキー場で、全長5,481メートルのゴンドラリフトを、来2001年11月に設置する。苗場に近い田代、かぐらみつまた両スキー場を、約15分で移動でき、現段階では「苗場・田代ゴンドラ」は世界最長のリフトになる。
関連施設経費を合わせた総工費は40〜50億円ていど。(2000年現在)
その後2001年12月に開通した「苗場・田代ゴンドラ」(愛称「ドラゴンドラ」は、あのユーミンが名付け親)。
傾斜長は世界最長の5,500m、支柱本数は35本。運転速度は 6m/s(= 時速 22km/h)で、苗場〜田代間を約15分で結ぶ。原動機出力は1,300kW。
◇北志賀の竜王スキー場(長野県)
(民事再生法の適用を申請2005年07月。負債70億円。)91年に160人乗りのロープウェイを60億円で完成。