おもろい話・いい話・いい加減な話−スキー場編.2

スキー話 / 素人さんには内緒?の数字= スキー場の総数(総合表1951〜2012)  2020/7/25

そもそも、スキー場とは何か?
1946年(昭和21) 藻岩山スキー場(札幌市)に日本初のリフト誕生(駐留軍用)。
当然、それ以前にはスキーリフトは存在しない訳だが、明治、大正、昭和の初期までに数々の国内スキー場は存在した。
しかし、ここでは、それらはスキー場としてはカウントされていない。
透明スペーサー
今日のスキー場とは、スキーやスノーボードなどで滑降するための雪斜面を有し、斜面上部へ利用者を運ぶリフト(索道)などを持つ施設。
但し、データー(c)ではロープトゥのみを有する施設、および輸送設備のない施設は、カウントから除外されている。他の引用資料(a)、(b)ではこの点については不明ではあるが、(c)同様に除外している可能性のほうが大きいと思う。。
透明スペーサー
◇スキー場の総数(総合表1951〜2012)年度別一覧表
シーズンスキーリフトの建設基数新設スキー場スキー場総数
(原則 営業スキー場数)
チェアーリフトゴンドラ
1911年(明治44年)

日本最初のスキー場は1911年に開設された
五色温泉スキー場(山形県)と言われている。
1946年(昭和21)日本初のリフト誕生
藻岩山スキー場(札幌市)。丸池スキー場
(志賀高原)は遅れ翌1947年1月の完成。


1951年(昭和26)


4?見当(c)
管理人が調べた範囲では、リフト有りスキー場数は 7
1946年 藻岩山、1947年 丸池、1948年 草津温泉天狗山、
1950年 赤倉中央、池の平、野沢温泉、1951蔵王村営
1952年



6?見当(c)
1953年



10?見当(c)
1954年



14?見当(c)
1955年



30?見当(c)
1956年(昭和31)


49?見当(c)
1957年



61?見当(c)
1958年



71?見当(c)
1959年



85?見当(c)
1960年



72+1(a)/約110(c)
1961年(昭和36)


約90+1(a)
1962年



約110(a)+1
1963年



約140+3(a)
1964年



約160+4(a)
1965年



約190+5(a)/約228(c)
1966年



約210+5(a)
1967年



約230+5(a)
1968年



約260+6(a)
1969年



約280+6(a)
シーズンスキーリフトの建設基数新設スキー場スキー場総数
(原則 営業スキー場数)
チェアーリフトゴンドラ
1970年



約310+6(a)/約317(c)
1971年



約340+6(a)
1972年



約380+6(a)
1973年



419+7(a)
1974年



約425+9(a)
1975年



約430+11(a)/約407(c)
1976年



約450+14(a)
1977年



約460+17(a)
1978年



約470+19(a)
1979年(昭和54年)


約490+23(a)
'81シーズン/1980年151基


約500+26(a)/約468(c)
'82シーズン/1981年149基


約508+33(a)
'83シーズン/1982年151基


500(b)
'84シーズン/1983年193基


513(b)
'85シーズン/1984年196基


531(b)
'86シーズン/1985年197基


543(b)/約540(c)
'87シーズン/1986年170基


561(b)
'88シーズン/1987年208基


581(b)
'89シーズン/1988年225基


605(b)
'90シーズン/1989年
(平成元年)
194基


633(b)
1990年



約616(c)

△▲上記、 '81〜'90シーズンリフト建設基数は「スキービジネス」誌より△▲
シーズンスキーリフトの建設基数新設スキー場スキー場総数
(原則 営業スキー場数)
チェアーリフトゴンドラ
1991年



669(b)
1992年



677(b)
1993年



688(b)
1980〜1993年(13年間)

約230 (年平均16)
1994年



699(b)
'96シーズン/1995年79基3基3ヶ所701(b)/約638(c)
683ヶ所(新設3 廃業1)(d)
'97シーズン/1996年86基2基7ヶ所708(b)
690ヶ所(d)
1997年



712(b)
'99シーズン/1998年36基2基9ヶ所720(b)
703ヶ所(ピーク時)(d)
1999年



722(b)
2001シーズン/2000年
22基

2
722(b)/約618(c)

以下の01〜07スキー場総数(「日本自由時間スポーツ研究所」調べ(b))は
当サイト管理人の感覚からは、数字が1〜2割ほど大きめに感じるが?
2002シーズン/2001年16基

1
723(b)
約680(4年間で-120)(d)
2003シーズン/2002年
19基

2
719(b)
2004シーズン/2003年
13基

0
718(b)/約557(c)
2005シーズン/2004年
(平成16年)
10基

0
714(b)
559(4年間で-120)(d)
2005年



705(b)
2006年



696(b)
シーズンスキーリフトの建設基数新設スキー場スキー場総数
(原則 営業スキー場数)
チェアーリフトゴンドラ
2007シーズン



682(b)(注:再確認出来ず)
1994〜2006年(12年間)既存のスキー場におい
ても、ほとんどない

50以下 (年平均 4)
2010シーズン



455(5年間で-100)(d)
2010年



約492(c)
2012年
平成24年



479(c)
479(c)の内訳。2012年までに開設スキー場総数763か所(C)。
内、閉鎖241か所、休業43か所。その結果現存の営業スキー場479。

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スキー場総数の数字データー出典
(a) = 人工と天然雪スキー場数の推移(1959〜1981)(スキージャーナル1981/10 桃井泰彦さん) 当サイト内
(b) = =スキー場総数の推移(1982〜2006)(日本自由時間スポーツ研究所より) 当サイト内
 公式ページ、【[PDF] スキー場産業に関する動向調査(日本自由時間スポーツ研究所調】は、2019/01/04 リンク切れ
(c) = =スキー場数の推移(1950〜2012)(日本におけるスキー場の閉鎖・休業にみられる地域 的傾向より) 当サイト内
  • 日本におけるスキー場の閉鎖・休業にみられる地域 的傾向(著者 呉羽 正昭・雑誌名 スキー研究 )公式サイト
    分析対象のスキー場は,スキーに用いられる普通索道または特殊索道(鉄道事業法施行規則47条)を有する施設とする.鉄道事業法対象外の輸送設備(例えば,ロープトゥ)のみを有する施設,輸送設備のない施設は除外した.
    透明スペーサー
(d) = 出典不明
少なくとも10年、あるいは数十年前のデーターで、出典元の記録は残っていない。しかし確かなデーターであると思う。
  • =リフト建設基数の推移 2012.5.07 更新
    81〜90シーズンの間でのリフト建設基数は、ここから引用。「スノービジネス」誌より
透明スペーサー
(スノー)シーズンと暦年度の違いと統一について
この2つ(シーズンと年度)には、始めと終わりに違いがある。
歴年度では単純で、1月01日〜12月31日が1年。
スキー・スノボシーズンでは、2年またがりの翌年11月〜6月(、または10月〜翌年9月)くらいまでを1シーズン、と見るのが一般的だろう。
透明スペーサー
区切りの良い数字ということで、2000シーズンについて考えてみる。
シーズンでいえば、この場合は1999年11月〜翌年2000年6月が、2000シーズンの1シーズンである。
ところが暦年で見れば、「1999年11月〜12月」、「2000年1月〜6月」の2年間にまたがっている。
この差によって、混乱が生まれやすい。スノー人間の日常会話でも、同一シーズン中であれば去年の12月も、誤って「(今シーズンという意味で)今年の12月、、」と口にすることがある。
統計や分類データーの場合は、こういう混乱があっては大変に困る。場合によっては不正確なために、使えないデーターになってしまうからだ。
透明スペーサー
「スキー場数」の統計や分析について考えてみる。
新設スキー場の場合、その年の春〜初冬(11月頃)の間に工事を開始・完了する。スキー場の数は、終わったシーズンの春(同年の3〜4月)時点で計測すれば、これから造られる新設スキー場の数を抜け落とすことになる
この場合も暦年度は単純だ。先の2000シーズンなら、1999年12月までということになる。暦年度は1999年である。
1999年12月までを含むシーズンは、2000シーズンである。
この両者を表す数字には、「1999年」と「2000シーズン」の違いがあり、ややこしい話だ。
透明スペーサー
従って、当サイトのスキー場総数表の場合では、
シーズンよりも歴1年を差し引いて、同一行にまとめてある。例えば、「1999年」と「2000シーズン」を同一行としてある。
透明スペーサー
ちなみに、スノー人口やスノー障害者数の場合では
「歴2000年」と「2000シーズン」というように、同一の数字になる。
現実のスノー人口やスノー障害者数は、その年の春までの頃数字で、統計されているように思う。
日本の代表する、スノー人口については「(公益財団法人)日本生産性本部(「レジャー白書20**」)」が、スノー障害者数については「全国スキー安全対策協議会(スキー場傷害報告書)」が、まとめている。(例えば「レジャー白書2019」では、調査時期 :2019年1〜2月。「2019/2020シーズンスキー場傷害報告書では、調査時期 :令和2年2月1日〜2月29日 )
それを基にしているから、その年の11月、12月などの数字は、その年度にはカウントされない。もし入るとすれば翌年のデーターに、である。

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このページの新設日 : 2020/07/19.
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