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アルペンスキー・ワールドカップ与太話集 (アルペンスキー・ワールドカップ与太話集.3)

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2016年03月06日男子アルペンスキーWCクラニスカゴラ、数々のドラマ(2016/3/10)

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 (以下、記憶違いによりごく一部誤りがあるかも知れません。お許しを。)
 今'16シーズンの男子アルペンスキー・ワールドカップのSL第10戦が、この日、クラニスカゴラ(スロベニア)で行われた。
 仮にマルセル・ヒルシャー(オーストリー)が優勝しても、ヘンリック・クリストファーセン(ノルウエー)が2位に入れば、'16シーズン回転の種目別タイトルを手にすることになる。そうでなければ、種目別タイトル争いは次の最終戦に持ち越される。
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 クリストファーセンはこれまでのSL9戦中6勝しレッドリブ、対するヒルシャーはSL9戦めに勝利し、種目は異なるが前日のGSでも優勝と勢いがある。
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 またかっての名手イヴィツァ・コステリッチ(Ivica kostelic 1979年11月23日生まれ、クロアチアCRO) 、ラインフリード・ヘルベスト(Reinfried Herbst 11/10/1978日生まれ、オーストリア)の引退試合でもある。コステリッチにとっては、362戦目のラストレースである(またはj-sportによれば357戦目)。
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 面白いことに引退する二人の因縁。'09/10シーズンのSL種目別優勝がヘルベスト、その翌'10/11シーズンの優勝者がコステリッチである。
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Rank	Name + Surname	Nat	1.Run	2.Run	Total	Diff.	Skis
1	Marcel Hirscher	AUT	51.72	54.52	1'46.24		Atomic
2	Henrik Kristoffersen	NOR	52.68	54.37	1'47.05	0.81	Rossignol
3	Stefano Gross	ITA	52.53	54.82	1'47.35	1.11	Voelkl
4	Fritz Dopfer	GER	52.51	54.99	1'47.50	1.26	Nordica
5	Marco Schwarz	AUT	53.14	54.37	1'47.51	1.27	Atomic
6	Alexis Pinturault	FRA	53.28	54.42	1'47.70	1.46	Head
AB2	Julien Lizeroux	FRA	52.47
AB2	Felix Neureuther	GER	52.63
AB2	Patrick Thaler	ITA	52.87
NQ	Ivica Kostelic	CRO	55.71
NQ	Reinfried Herbst	AUT	56.62

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★ドラマ1.
 '16シーズンSL種目別優勝争いは、ヘンリック・クリストファーセンに女神が微笑む

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 この時点で、SLレッドリブは、クリストファーセン。ヒルシャーは、回転の種目別タイトル3連覇中の強豪である。
 1本目の1位ヒルシャー51.72、6位クリストファーセン52.68。その差は0.98秒。
(ちなみに2位リゼル(Julien Lizeroux仏)52.47)
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 2本目が始まり、後ろから6番目のクリストファーセンが滑り、2本の合計タイムで1位。続いてスタートしたドファー、ノイロイター、グロスなどが滑るが、1位は変わらず。
 最後から2番目走者が、1本目2位リゼル(Julien Lizeroux 仏)。最終走者はラップのヒルシャー。もしこの二人がクリストファーセンより上位に入れば、種目別優勝は、最終戦まで持ち越される。もしどちらかが失敗すれば、クリストファーセンの種目別優勝が決まる。
 そしてリゼルがスタートしたが、何と1本目のポールを跨ぎ失格。SLの最終戦を残してこの瞬間に、種目別SLクリスタルトロフィーの持ち主は21歳の若者に決まったのである。
 ちなみに最終走者ヒルシャーは、前日の大回転でも優勝し、GS種目別優勝を決めている。この日も好調で、このレースに勝利している。通算39勝の大記録である。
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ヘンリック・クリストファーセン(Henrik Kristoffersen 02/07/1994 生まれ ノルウエー)
 W-CUP初優勝は、2014/01 シュラトミングSLで19歳のとき。
 今シーズンのこれまでのSlalomの成績は、10戦中6試合で優勝、2試合に2位と絶好調。第8戦・苗場大会に入る前までの段階では、7戦中6試合で優勝、残りの1試合が2位。すなわち、全レースでポイントを獲得。当然のクリスタルトロフィーである。
 今季12回目の表彰台入りを果たした21歳のクリストファーセンは、「信じられないよ。僕にとって初めてのクリスタルグローブだ」とコメントした。喜びに泣いていた。
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Alpine Ski World Cup VICTORIES
 DH GS1 SL9 SG K PR TOT 10勝
Henrik Kristoffersen Overall World Cup Position
 12/13: 60. 13/14: 7. 14/15: 8.

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★ドラマ2.
 スタートから1ターンめが鬼門の、ジュリアン・リゼル(Julien Lizeroux FRA)

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 その試合で、1本目の2位リゼル52.47、6位クリストファーセン52.68。その差は0.21秒。もしリゼルがクリストファーセンを抑えれば、種目別SLクリスタルトロフィーの行方は、次の最終戦までもつれ込むところだった。
 しかし、スタートをしたが、なんと1本目のポールを跨ぎ失格。その結果、この時点でクリストファーセンの種目別SLクリスタルトロフィーが決まった。
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 実は前'15シーズンのスラローム最終戦(22/03/2015、Meribel、仏)でも、スタートで張り切りすぎて前方回転。勢い余ってストックの握りを軸にして、前方に一回転したのだ。前代未聞の珍事だ。何せここは、草レースではなく、世界の最強を競うワールドカップの舞台である。
 前転の後、上り直して1旗門に入り直して、無事ゴール。優勝者とのタイム差が大きかったので、ポイントを得ることが出来たのかどうかは不明である。
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 もう一つの何とが、リゼルにあった。
 実は7年前に、同じ会場、同じ種目で優勝したのは、ジュリアン・リゼルである。(男子アルペンスキー FIS W杯 08/09 スラローム クラニスカ・ゴラ/スロベニア 2009年03月01日)
 このレースについての詳しくは、★ドラマ4- 7年前に、同じ会場、同じメンバーでの競い合いをどうぞ!
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ジュリアン・リゼル(Julien Lizeroux 05/09/1979生まれ FRA)
Alpine Ski World Cup VICTORIES
 SL3 TOT 3
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 173cmと小柄なリゼルは苦労人であり、人柄の良さも言われている。
 2009年アルペンスキー世界選手権スラローム銀メダル等の輝かしい成績を収めた後、大きな怪我を経験しながらも、昨シーズン見事ワールドカップ第1シード(トップ15)に復帰。
 今'16シーズンもスラローム総合暫定8位(2016年1月18日現在)と活躍。
 シーズン初めに、引退もあり得るとリゼル本人が語っていたが、引退するにはもったいないスラローム・スペシャリストの、今シーズンの成績である。
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★ドラマ3.
 上位争いの4名も、引退試合の2名も、同じクラニスカゴラ会場で優勝経験者

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 この試合の1本目の6位までは、以下の通り。
Marcel Hirscher	AUT	51.72	1位
Julien Lizeroux	FRA	52.47	2位
Fritz Dopfer	GER	52.51	3位
Stefano Gross	ITA	52.53	4位
Felix Neureuther	GER	52.63	5位
Henrik Kristoffersen	NOR	52.68	6位
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 1本目 1位のマルセル・ヒルシャーは、同じクラニスカゴラ会場でそれまでに2勝している(05/03/16 GS 、30/01/10 GS)。
 同 2位のジュリアン・リゼルは、同じく1勝している(01/03/09 SL)。
 同 5位のフェリックス・ノイロイターも、同じく1勝している(09/03/14 SL)。
 同 6位のヘンリック・クリストファーセンも、1年前に同じく1勝している(15/03/15 SL)。
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 さらに今回が引退レースのイヴィツァ・コステリッチも、同じく2勝している(10/03/13 SL、05/01/03 SL)。
 同じく引退レースのラインフリード・ヘルベストも、同じく1勝している(31/01/10 SL)。
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 上位争いの4名も、引退試合の2名も、同じクラニスカゴラ会場で優勝経験者だったのである。
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 しかし今回のレースで、2本滑って優勝したヒルシャーにとって、クラニスカゴラ会場でGS種目では2回あるが、SL種目では初めての優勝である。
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★ドラマ4.
 7年前に、同じ会場、同じ種目、ほぼ同じメンバーでの面白い競い合いがあった。

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 今回とほぼ同じメンバーで、100分の1秒差、約11cm差の勝負が続いていたのである。
 男子アルペンスキー FIS W杯 08/09 スラローム クラニスカ・ゴラ/スロベニア 2009年03月01日
@2 21 RAZZOLI Giuliano ITA 48.74 -0.15
AAB2 Reinfried Herbst AUT 48.89 -0.01
B4 3 RAICH Benjamin AUT 48.9 -0.01
C1 6 LIZEROUX Julien FRA 48.91 -0.01
D8 12 HIRSCHER Marcel AUT 48.92 -0.34
E9 10 MYHRER Andre SWE 49.26 -0.01
F3 9 NEUREUTHER Felix GER 49.27 0
F6 7 PRANGER Manfred AUT 49.27 0
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 1本目、21人が滑り終え段階で、ビブナンバー21のRAZZOLI Giulianoが-0.15秒差でラップを出した。
 2位Reinfried Herbstと3位RAICH Benjaminとのタイム差0.01秒。
 以降も3位から5位までが各0.01秒差。二人いる7位と次の9位も0.01秒差。
 更に1本目、26位ALBRECHT Kilian(BUL)と27位ZURBRIGGEN Silvanとのタイム差も0.01秒。
 100分の1秒(0.01秒)差とは、仮に時速36km/hのスピードで滑っているとすれば、距離にすればたったの10cmの差である。
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 残る5人中4人が、7年後のクラニスカ・ゴラSL 2016/03では、上位争いを繰り広げた
 この'09レース中、1本目上位7位8人中、3人が既に引退(RAZZOLI GiulianoとRAICH BenjaminとPRANGER Manfred)。残る5人中4人が、7年後のクラニスカ・ゴラSL 2016/03では、上位争いを繰り広げたのである。
 リゼル4位→1本目2位、2本目失格、ヒルシャー5位→優勝、ノイロイター7位→1本目5位、2本目失格、MYHRER Andre6位→1本目10位、最終9位。Reinfried Herbst2位→引退試合(→印の前が'09、→印の後ろが今'16シーズン)。

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★ドラマ5.
 名手イヴィツァ・コステリッチ(Ivica kostelic)の引退レース

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 また2016年03月06日は、名手イヴィツァ・コステリッチ(Ivica kostelic 1979年11月23日生まれ、クロアチアCRO)の引退レースでもあった。
 数えれば、362戦目のラストレースである(またはj-sportによれば357戦目)。362戦の内訳は、DH49 GS83 SL146 SG46 KB35 PR3 戦。初戦1998.10からの18シーズン。
 ほぼ同じ年数をWCで現役をおくった「ヘルベスト 126戦の内訳は、SL123 PR3 戦。初戦2001.1からの16シーズン。」と比べると、コステリッチのWC戦数は約3倍。得意としないDH49戦を含め、いかにタフな18シーズンを過ごしたかが分かろう。
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Alpine Ski World Cup VICTORIES
 DH GS SL15 SG1 K9 PR1 TOT 26
Ivica Kostelic Overall World Cup Position
 00/01: 107. 01/02: 7. 02/03: 7. 03/04: 34. 04/05: 31. 05/06: 40. 06/07: 25. 07/08: 6. 08/09: 4. 09/10: 5. 10/11: 1. 11/12: 4. 12/13: 5. 13/14: 42. 14/15: 50.
Kostelic Olympic Games Results
 Salt Lake City 2002 GS: 9.
 Torino 2006 K: 2. SL: 6.
 Vancouver 2010 GS: 7. K: 2. SL: 2.
 Sochi 2014 K: 2. SL: 9.
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 36歳での引退である。
 10/11シーズンではSL種目別で優勝し、総合(オーバーオール)でも優勝。その前後6シーズンのオーバーオール・ランキングは、連続して1桁台(10位以内)のポジションを保っている。偉大なオールラウンダーだった。オリンピックにも4度連続参加し、幾つものメダルを得ている。
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 コステリッチは、怪我にも泣かされ続けてきた。手術回数では、チャンプではないだろうか?
 例えば、'10シーズン中の2009年12月にヒザの半月板を痛め、すぐに内視鏡手術。ヒザだけで10回目の手術である。1ヵ月後に復帰してわずか3戦めの男子回転第5戦(2010年1月17日 Wengen )で優勝し、そのシーズン初優勝(通算10勝め)を挙げている。
 彼の実力からすれば不本意かも知れないが、この手術をした'10シーズンでの総合(OVERALL)5位、スラローム4位、コンビ3位という素晴らしい成績を収めている。
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 足首がしっかり曲がり、上体の起きた、美しい高い姿勢。雪とはケンカをせずに、いつも優しく滑らかなエッジング。直線で結ぶような乱暴は無く、いつも滑らかな曲線で描かれる回転弧、シュプール。基礎スキーの教程に使いたいようなエレガントな滑りである。
 一見は速くは見えないが、これで何度も何度も優勝しているのである。私の大好きな滑り手の一人だった。'16シーズンの引退レースでも、今まで同様にエレガントな滑りを見せてくれたが、残念ながら結果を出すことは出来なかった。
 ありがとう、そしてお疲れ様でしたコステリッチ。
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★ドラマ6.
 名手ラインフリード・ヘルベスト(Reinfried Herbst)の引退試合でもある。

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 名手ラインフリード・ヘルベスト(Reinfried Herbst 11/10/1978日生まれ、オーストリア)の引退試合でもある。
 残念ながら私は、ラインフリード・ヘルベストについては詳しく知らない。SL第一シードでひんぱんに表彰台争いをし始めた頃からなので、オーバーオール・ランキングで判断すると「09/10: 11位」の辺りだろうか。
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 スキーを身体から離さずに、たいへんに高い姿勢の滑りに記憶がある。解説者の話では「トップ選手が一度滑りをリニューアルして、今の舞台に立っている。これはたいへんなことである。ヘルベストは本当に勉強家で、努力家だ!!」と。
 ワールドカップで優勝はSL3、表彰台はSL16回、トップ10はSL34回。また'09/10シーズンのSL種目別優勝も果たしている。初戦2001.1からの16シーズン、この間の126戦の内訳は、SL123戦 PR3 戦。
 この成績・戦歴から見ても分かるように、スラロームのスペシャリストだった。 透明スペーサー
 すぐ前で紹介しているコステリッチ選手と成績を見比べると、劣っているように感じるが、1シーズンの種目別チャンピオンになっていることだけでも偉大なレーサーであったことの証明である。
 ダウンヒルよりも選手寿命の短いスラロームで、37歳まで現役を続けたのは、立派でした。
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11/10/1978 生まれ
Alpine Ski World Cup VICTORIES
 SL 9 TOT 9勝
Herbst Olympic Games Results
 Torino 2006 SL: 2.
 Vancouver 2010 SL: 10.
Reinfried Herbst Overall World Cup Position
 02/03: 115. 04/05: 106. 05/06: 28. 06/07: 55. 07/08: 20. 08/09: 23. 09/10: 11. 10/11: 30. 11/12: 66. 12/13: 33. 13/14: 46. 14/15: 71.
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★ドラマ7.
 優勝した大天才マルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher AUT)とは

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 前日のGSでも優勝したヒルシャー。
 このレースで優勝したヒルシャー。2位クリストファーセンにSL種目別年間総合優勝を奪われたものの、二人の間でのオーバーオール(総合)優勝争いはヒルシャーがさらに有利になった。
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 近年のオーバーオール(総合)優勝ということでは、次のようになっている。
OVERALL Men's Alpine Ski World Cup
2014/15 37 Hirscher Marcel AUTaut 1448 26-01 8 14 18 342
2013/14 34 Hirscher Marcel AUTaut 1222 25-01 5 13 16 290
2012/13 34 Hirscher Marcel AUTaut 1535 24-01 6 18 18 380
2011/12 44 Hirscher Marcel AUTaut 1355 23-01 9 14 17 330
2010/11 36 Kostelic Ivica CROcro 1356 31-04 7 10 16 266
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 '10シーズンの総合優勝は、今回引退試合のコステリッチ。
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 翌'11以来、昨年までの4連覇という大記録を打ち立てているのがヒルシャー。今までに総合で4勝しているのは、グスタヴォ・トエニ(Gustav Thoni イタリア) V4('71-'73 '75、3年連続)、とヒルシャーの二人だけである。
 しかしトエニは4勝の内3連覇はしているが、4連覇はヒルシャーただ一人である。
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 もしヒルシャーがクリストファーセンとの総合戦いに勝てば、総合5連覇という大記録になる。たぶんこの記録は、誰にも達成できない永遠不滅の記録だろう。
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 その栄光の扉にヒルシャーがかなり近づいたのが、2016年03月06日男子アルペンスキーWCクラニスカゴラSL戦なのである。
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 近年のSL種目別優勝ということでは、次のようになっている。
SLALOM Men's World Cup
2015/16 クリストファーセン
2014/15 10 Hirscher Marcel AUTaut 614 26-01 3 6 8 140
2013/14 9 Hirscher Marcel AUTaut 565 25-01 3 6 7 138
2012/13 9 Hirscher Marcel AUTaut 960 24-01 4 9 9 195
2011/12 11 Myhrer Andre SWEswe 644 29-03 2 5 10 143
2010/11 10 Kostelic Ivica CROcro 478 31-04 2 5 6 113
2009/10 9 Herbst Reinfried AUTaut 534 31-06 4 5 7 125
 '10から先シーズンまでの5シーズンの間で、ヒルシャーは4度のSL種目別優勝を果たしている。初勝利の翌'11のその座を奪ったのは、今回引退試合のコステリッチ。
 '13からは3連覇の偉業を達成。しかし4連覇に成らなかったのは、好敵手クリストファーセンに'14シーズンSL種目別優勝を奪われたからである。その試合を決めたのが、2016年03月06日男子アルペンスキーWCクラニスカゴラSL戦なのである。
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 このレースに勝ち、通算39勝目という偉大な成績を上げたヒルシャーではあるが、クラニスカゴラではSL初優勝。Giant Slalom では前日(05/03/16)の優勝と'10シーズンの優勝はあるが、この会場でのSL初優勝だったのである。
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マルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher AUT) 02/03/1989生まれ
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02/03/1989 生まれ
Alpine Ski World Cup VICTORIES
 DH GS SL SG K PR TOT
  18 19 1 1 39 勝
Marcel Hirscher Overall World Cup Position
 07/08: 51. 08/09: 14. 09/10: 6. 10/11: 15. 11/12: 1. 12/13: 1. 13/14: 1. 14/15: 1.
Hirscher Olympic Games Results
 Vancouver 2010 GS: 4. SL: 5.
 Sochi 2014 GS: 4. SL: 2.
 ヒルシャーのWC初戦2007.3からの10シーズンで、WC175戦(2016/03/15現在)。その内訳は、GS64 SL85 SG16 KB6 PR4 戦。
 これから更に素晴らしい戦歴を積み重ね、二度と破られることのない記録を幾つ作るのだろうか。間違いなく近年のもっとも偉大なレーサーである。
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このスキーの話ページの新設日 : 1999/07/25.

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