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五輪、W杯などでのメダル獲得数

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◇単純なデーターの一覧表を見るには、次のサイトがお勧めです。
 参照・引用元
 現在は閉鎖サイト ski-and-ski/work/Allresult/WinnigRanking.htm World Cup Winning Ranking(男女別) (写真家・木村之与さんのski-and-ski)より
 但し、木村さんの健康上の理由で、'07の成績までで終わっています。
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◇ワールドカップ アルペンスキー1シーズン試合総数・推移・歴史(2018/12/14)

 女子1位 プレル AUT 62勝の大記録(初勝利1969.01-最終勝利1980.03)は35年間も破られずにいたが、19/01/2015に突破され今は2位。2018.03.15に82勝のLindsey Vonn USAである(初勝利2001.11-最終勝利2018.03.15)。
 男子1位 ステンマルク SWE 86勝の大記録(初勝利1973.12-最終勝利1989.03)は、いまだ30年間も破られずにいる。なお'14終了時は 15位23勝だったヒルシャー AUTが、2018.12.08に60勝し、2位で猛追中(初勝利2007.03)。
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 本サイト内
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 最新の最多勝利数記録はこちらから Most Valuable Racers 女子の部(ski-db.com)  男子の部(ski-db.com)
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ちなみにアルペンスキー・ワールドカップの1シーズン試合総数・推移
シーズン男子試合数女子試合数備考
WC誕生・初年度
1966/67
17戦17戦フランスのキリー(男子) 勝利数12/全レース17戦= 対全レース・勝率71%。
1969/7027戦26戦通算62勝(35年間守られてきた第一位)プレル(女子) AUT が初勝利を上げたのは、69/70: Overall 7位(GS1勝利 3以内が4回)。
1978/7934戦26戦通算86勝のIngemar Stenmark(男子) SWE。この1978/79は34戦中、14勝。内GS 9、SL 3、Parallel 1勝だ。
(注:1969/70の男女試合数の差が多すぎるので、再チェックしたが間違いない。)
1988/8932戦29戦フレニ・シュナイダー(SCHNEIDER Vreni SUI)女子。ギネスブックに載っているレコードは、年間最多優勝15勝(14勝が正しいと思う)。1989シーズンに達成。
1998/9925戦36戦 戦国時代で群雄割拠の感。男子ではHermann Maier AUT 7勝、Lasse Kjus NOR 6勝、Benjamin Raich AUT 3勝。女子ではAlexandra Meissnitzer AUT 8勝、Renate Goetschl AUT 5勝、Anita Wachter AUT 4勝(以上3選手はオーストリーで17勝)、Hilde Gerg GER 3勝
2004/0536戦33戦現在82勝で、プレル(女子) AUTを抜いて第一位Lindsey Vonn USAが初勝利。33戦中の滑降での1勝。
2017/1838戦(内2レース中止)38戦(内1レース中止)Shiffrin(女子)、12勝/全レース37戦= 対全レース・勝率32%。内GS 2、DH 1、SL 9勝。実際の参戦数は不明だが、多くの種目に出ている。
ちなみに現歴代一位82勝のLindsey Vonn USA(女子)は、2017/18 はDownhill 4、SG 1勝の計5勝。
2017/1838戦(内2レース中止)38戦(内1レース中止)Hirscher(男子) 13勝し、7年連続7度めのOverall(総合優勝)。かつSLとGSで種目別チャンピオン。現在通算で60勝
◇五輪三冠王のあのキリーですら18勝で20勝に満たない(初勝利1967.01.05-最終勝利1968.04.07 僅か2冬)。その結果、現在のSuperRank 15 。その他の理由もあるが、シーズン17戦しか無かった時代の不利を受けている。
◇2017/18シーズンでは男女ともに38戦。試合数でいえば初期の2倍強になるが、単純に勝利数も倍増しやすいものではない。世界中を転戦するにも、全レース参加を狙うにも、超ハードな体力・精神力が求められ、難しい。それに高速系、技術系の専門エキスパートがひしめき、オールランダーの活躍は難しい時代にもなっている。
その中で、ミカエラ・シフリン(USA)がオールランダーとして開花し始めた。すでに引退したイヴィツァ・コステリッチはほぼ全レース参加?もあったが、技術系の選手だった。
◇この表を作った理由は、 トータルの勝利数そのものは十二分に評価・敬う価値のあるものだが、多少は時代による試合数の変化なども配慮したい、という狙い。
◇プレルが1980年に打ち立てた大記録62勝(初勝利1969.01-最終勝利1980.03)。ついに2015に、リンゼイ・ボン(初勝利2001.11-最終勝利2018.03.15)が破ったが、35年間守られてきた偉大な記録だ。
◇インゲマル・ステンマルクの通算86勝めは、Aspen 1989でのGiant Slalomでの勝利。30年が過ぎた今も、最多勝利数である(初勝利1973.12-最終勝利1989.03)。大天才ヒルシャー(初勝利2007.03)が、、いつ塗り替えるのだろうか。

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◇ワールドカップ アルペンスキー総合優勝リスト・男女・歴代順位 1966/67 〜現在 (2019/11/21)+(2022/02/03)追加

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総合優勝 Part-1 歴代一覧表リスト  Part-2 3連覇以上女子)  Part-3 3勝以上  Part-4 その他の特ダネステンマルクへ陰謀) 
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総合優勝リスト・男女 1966/67 〜現在(ski-db.com)より
◇「ski-db.com」賛歌
私のHPは元々手間をかけて創ることが多いが、このページについては特に手間がかかってしまった。その価値があるかどうかは不明だが、超力作であることだけを、明記しておきたい。
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ski-db.comは、アルペンスキーについて、とくにワールドカップについて調べたいときに、データーが正しく、wc創生期のものから現在の最新のものまで載っている。選手個人についても、いろいろな分野からデーターを見ることが出来る。
全体についても、各年度の男女別でレースの一覧表がある。優勝者名込み。その一行を選び、その中から例えば年度を選ぶ、開催日を選ぶ、会場を選ぶ、選手名を選ぶなどすれば、それぞれの詳細なページを開くことが出来る。
また各年度の総合優勝者リスト、歴代通算勝利数リストなどなども用意されている。
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この「ski-db.com(アルペンスキーのデーターベースの宝庫)」に感謝するとともに、いつまでも存続して欲しいものだ。
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総合優勝 Part-1 歴代一覧表リスト  Part-2 3連覇以上女子)  Part-3 3勝以上  Part-4 その他の特ダネステンマルクへ陰謀) 
  男子・総合優勝者
Men's Winner
 PTS  Age     女子・総合優勝者
Women's Winner
 PTS  Age   国別対抗
Nation
 PTS
Austria7686
2020/21 A Pinturault 1260 30   2020/21 P Vlhova 1416 25   Switzerland10087
2019/20 A Kilde 1202 27   2019/20 F Brignone 1378 29   Switzerland8732
2018/19 M Hirscher  1546 30   2018/19 M Shiffrin  2204 24   Austria 11581
2017/18 M Hirscher 1,620 29   2017/18 M Shiffrin 1,773 23   Austria 10,725
2016/17 M Hirscher 1,599 28   2016/17 M Shiffrin 1,643 22   Austria 8,966
2015/16 M Hirscher 1,795 27   2015/16 L Gut 1,522 24   Austria 10,591
2014/15  M Hirscher 1,448 26   2014/15  A Veith Fenninger 1,553 25   Austria 11,697
2013/14  M Hirscher 1,222 25   2013/14  A Veith Fenninger 1,371 24   Austria 11,489
2012/13  M Hirscher 1,535 24   2012/13  T Maze 2,414 29   Austria 11,103
2011/12  M Hirscher 1,355 23   2011/12  L Vonn 1,980 27   Austria 13,676
2010/11  I Kostelic 1,356 31   2010/11  M Riesch Hoefl 1,728 26   Austria 10,644
2009/10  C Janka 1,197 23   2009/10  L Vonn 1,671 25   Austria 9,207
2008/09  A Svindal 1,009 26   2008/09  L Vonn 1,788 24   Austria 10,740
2007/08  B Miller 1,409 30   2007/08  L Vonn 1,403 23   Austria 13,560
2006/07  A Svindal 1,268 24   2006/07  N Hosp 1,572 23   Austria 14,735
2005/06  B Raich 1,410 28   2005/06  J Kostelic 1,970 24   Austria 15,449
2004/05  B Miller 1,648 27   2004/05  A Paerson 1,359 23   Austria 14,453
2003/04  H Maier 1,265 31   2003/04  A Paerson 1,561 22   Austria 17,027
2002/03  S Eberharter 1,333 33   2002/03  J Kostelic 1,570 21   Austria 14,376
2001/02  S Eberharter 1,702 32   2001/02  M Dorfmeister 1,271 28   Austria 12,922
2000/01  H Maier 1,618 28   2000/01  J Kostelic 1,256 19   Austria 14,055
1999/00  H Maier 2,000 27   1999/00  R Goetschl 1,631 24   Austria 19,110
1998/99  L Kjus 1,465 28   1998/99  A Meissnitzer 1,672 25   Austria 15,995
1997/98  H Maier 1,685 25   1997/98  K Seizinger 1,655 25   Austria 13,566
1996/97  L Alphand 1,130 31   1996/97  P Wiberg 1,960 26   Austria 11,959
1995/96  L Kjus 1,216 25   1995/96  K Seizinger 1,472 23   Austria 11,071
1994/95  A Tomba 1,150 28   1994/95  V Schneider 1,248 30   Austria 8,862
1993/94  K Aamodt 1,392 22   1993/94  V Schneider 1,656 29   Austria 8,780
1992/93  M Girardelli 1,379 29   1992/93  A Wachter 1,286 26   Austria 10,716
1991/92  P Accola 1,699 25   1991/92  P Kronberger 1,262 23   Austria 11,028
  男子・総合優勝者
Men's Winner
 PTS  Age     女子・総合優勝者
Women's Winner
 PTS  Age   国別対抗
Nation
 PTS
1990/91  M Girardelli 242 27   1990/91  P Kronberger 312 22   Austria 2,313
1989/90  P Zurbriggen 357 27   1989/90  P Kronberger 341 21   Austria 2,816
1988/89  M Girardelli 407 25   1988/89  V Schneider 376 24   Switzerland 2,225
1987/88  P Zurbriggen 310 25   1987/88  M Figini 244 21   Austria 2,004
1986/87  P Zurbriggen 339 24   1986/87  M Walliser 269 23   Switzerland 2,296
1985/86  M Girardelli 294 22   1985/86  M Walliser 287 22   Switzerland 2,669
1984/85  M Girardelli 262 21   1984/85  M Figini 259 18   Switzerland 2,596
1983/84  P Zurbriggen 256 21   1983/84  E Hess 247 22   Switzerland 1,933
1982/83  P Mahre 285 25   1982/83  T McKinney 225 20   Switzerland 1,837
1981/82  P Mahre 309 24   1981/82  E Hess 297 20   Austria 1,407
1980/81  P Mahre 266 23   1980/81  M Nadig 289 27   Switzerland 1,541
1979/80  A Wenzel 204 21   1979/80  H Wenzel 311 23   Austria 1,196
1978/79  P Luescher 186 22   1978/79  A Proell 243 25   Austria 1,726
1977/78  I Stenmark 150 21   1977/78  H Wenzel 152 21   Austria 849
1976/77  I Stenmark 339 21   1976/77  L Morerod 319 20   Austria 1,905
1975/76  I Stenmark 249 20   1975/76  R Mittermaier 281 25   Austria 1,108
1974/75  G Thoeni 250 24   1974/75  A Proell 305 21   Austria 1,274
1973/74  P Gros 181 19   1973/74  A Proell 268 20   Austria 1,315
1972/73  G Thoeni 166 22   1972/73  A Proell 297 19   Austria 1,526
1971/72  G Thoeni 154 21   1971/72  A Proell 269 18   France 1,146
1970/71  G Thoeni 155 20   1970/71  A Proell 210 17   France 1,330
1969/70  K Schranz 148 31   1969/70  M Jacot 180 18   France 1,552
1968/69  K Schranz 182 30   1968/69  G Gabl 131 20   Austria 1,120
1967/68  J Killy 200 24   1967/68  N Greene 191 24   France 1,159
1966/67  J Killy 225 23   1966/67  N Greene 176 23   France 1,258
総合優勝リスト・男女 1966/67 〜現在(ski-db.com)より
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総合優勝 Part-1 歴代一覧表リスト  Part-2 3連覇以上女子)  Part-3 3勝以上  Part-4 その他の特ダネステンマルクへ陰謀) 

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アルペンスキーwc総合優勝 Part-2
wc史上、延べ52シーズン、総合優勝(Overall)3連覇以上を達成したのは

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総合優勝 Part-1 歴代一覧表リスト  Part-2 3連覇以上女子)  Part-3 3勝以上  Part-4 その他の特ダネステンマルクへ陰謀) 
男子では、3連覇以上は 4名
内、 総合8連覇は2011/12〜2018/19のヒルシャーただ一人。
総合3連覇は1970/71〜 1972/73のトエニ、1975/76〜1977/78のステンマルク、1980/81〜1982/83のメイアー、以上の3名だけだ。
★1970/71〜 1972/73のグスタボ・トエニ(ita G Thoeni)の総合3連覇
グスタボ・トエニ
グスタボ・トエニ
なおグスタボ・トエニは 1974/75にも勝ち総合4勝はしたのだが、間の 1973/74には同僚のピエロ・グロス(ita P Gros)が総合優勝し、4連覇、5連覇はならなかった。
1974/75 G Thoeni
1972/73 G Thoeni
1971/72 G Thoeni
1970/71 G Thoeni
1976 マドンナ・ディ・カンピリオ SLで、トエニ、グロス、ラディチのイタリア人で1 2 3フィニッシュ。私はこの試合を見ていたが、それほど当時のイタリア勢も強かった。先頭に立って引っ張ったのがトエニーである。
★ 1975/76〜1977/78のインゲマル・ステンマルク(swe I Stenmark)の総合3連覇
不出生の天才スラローマー。ワールドカップ通算86勝(回転 40勝、大回転46勝)は、歴代第1位である。
何と1979年には、大回転10戦全勝を含む13勝という凄さ。
◇本来なら 4年連続のクリスタルトロフィーであった。
総合 3連覇の翌年、1979/5th,だが、この年ステンマルクを勝たさないために総合タイトルのルールが変更、13勝を挙げた彼が5位で、優勝は3勝だけのPeter Luescher( SUI)。
本来なら 4年連続のクリスタルトロフィーであった。(かつそのすぐ後に総合2位が1980/2nd, 1981/2nd, 1982/2nd, 1983/2nd,と5年も続くのだから、半端な強さではない。)
1977/78 I Stenmark
1976/77 I Stenmark
1975/76 I Stenmark
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★ 1980/81〜1982/83のフィル・メイアー(usa Philip Mahre)の総合3連覇
1984 OlympicsPhil Mahre
フィル・メイアー
ワールドカップ 通算27勝(内GS7、 SL 9、K11勝)。18/19終了時点でも歴代11位だ。
ちなみに27勝というアメリカ人による最多勝利記録が破られるのは、実に彼の引退24年後の2008年、ボディ・ミラー(MILLER Bode)によってである。ボディは通算33勝で、18/19終了時点でも歴代9位だ。
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★ 2011/12〜2018/19のヒルシャー(aut M Hirscher)の総合8連覇。
スキーwc早すぎる、勿体ない、大天才ヒルシャーの引退
大天才ヒルシャー
これは、たぶん永遠に破られることの無い大偉業だ。惜しむらく30歳の若さで、引退してしまった。
wc勝利数: 67勝は、通算勝利数第 2位。86勝の1位、ステンマルクには届かなかった。
個人総合と種目別を合わせ、計20個のクリスタルトロフィーを獲得
3度のオリンピックに参加し、2018平昌冬季五輪では大回転とアルペン複合を制し、五輪2冠を達成。

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総合優勝 Part-1 歴代一覧表リスト  Part-2 3連覇以上女子)  Part-3 3勝以上  Part-4 その他の特ダネステンマルクへ陰謀) 
女子では、3連覇以上は 4名
内、総合5連覇が1970/71〜1974/75のプレルただ一人。
総合3連覇は、1989/90〜1991/92のクロンベルガー、2007/08〜2009/10のボン、2016/17〜2018/19のシフリン、以上3名だけだ。
但しシフリンは現役で、かつ女子断トツの実力、3連覇中(2019/10/31現在)は更新されていく可能性が大だ。
★1970/71〜1974/75のアンネマリー・モザー・プレル(aut A Proell)が総合5連覇。
更に4年後の1978/79にも勝ち、通算では総合優勝 6回の偉業を達成。私の不確かな記憶だが、一度引退後の復帰?で、1978/79に総合優勝している。
Gardena 1970〜Lake Placid 1980の、5度のオリンピックに参加し毎回表彰台に立ち、かつ5つの金メダルを獲っている。
wc通算勝利数62勝は、約40年後の今も歴代、第2位という凄さ(18/19終了現在)。滑降のプレルというイメージが強いが、内19勝は技術系での勝利である(GS16,SL 3勝)。
1978/79 A Proell
1974/75 A Proell
1973/74 A Proell
1972/73 A Proell
1971/72 A Proell
1970/71 A Proell
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★1989/90〜1991/92のペトラ・クロンベルガー(aut P Kronberger)が総合3連覇
ワールドカップ 通算16勝(内DH 6、G 3、SL 3、SG 2、K 2勝)。
オリンピックにも二度参加しAlbertville 1992では、コンビ優勝、SLも優勝している。
1991/92 P Kronberger
1990/91 P Kronberger
1989/90 P Kronberger
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★2007/08〜2009/10のリンゼイ・ボン(usa L Vonn)が総合3連覇。
絶対美女、絶対女王wcリンゼイ・ボン
リンゼイ・ボン
なお3連覇した2年後の2011/12にも勝ち、通算では総合優勝 4回の偉業を達成。
wc82勝は通算勝利数、歴代1位。2位Annemarie Proell 62勝とは20勝も差。
この人も大きなケガが多く、それさえなければどれだけの成績を出していたことだろう。
2011/12 L Vonn
2009/10 L Vonn
2008/09 L Vonn
2007/08 L Vonn
『絶対美女、絶対女王リンゼイ・ボンへの関連リンク』
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★2016/17〜2018/19ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin)は、総合優勝 3連覇中(2019/10/31現在)。
スキー回転女王wcミカエラ・シフリン
ミカエラ・シフリン
2018/19 M Shiffrin
2017/18 M Shiffrin
2016/17 M Hirscher
今冬2019/2020で 総合4連覇達成も可能性大だ。
wc通算60勝のシフリンが今は歴代3位(18/19終了時点)。ケガさえ無ければ、この2シーズンの内に1位に躍り出ること、間違いないだろう。
23歳の若さで二度のオリンピックに参加、それぞれの大会で金メダル獲っている。
Sochi 2014 (GS: 5. SL: 1.)、PyeongChang 2018(GS: 1. K: 2. SL: 4.)

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★既に紹介済みの、
男子「1970/71〜 1972/73のグスタボ・トエニ(ita G Thoeni)の3連覇」、
女子「1970/71〜1974/75のアンネマリー・モザー・プレル(aut A Proell)が5連覇。」
1970/71〜1974/75の内1冬を除き、残りの4シーズンで二人は同時に総合優勝を重ねている。
その後も生まれていない、珍記録、大記録だ。
1974/75 男子 G Thoeni 1974/75 女子 A Proell
1972/73 男子 G Thoeni 1972/73 女子 A Proell
1971/72 男子 G Thoeni 1971/72 女子 A Proell
1970/71 男子 G Thoeni 1970/71 女子 A Proell
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総合優勝 Part-1 歴代一覧表リスト  Part-2 3連覇以上女子)  Part-3 3勝以上  Part-4 その他の特ダネステンマルクへ陰謀) 

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アルペンスキーwc総合優勝 Part-3
wc史上、総合優勝(Overall)連覇は出来なかったが、3勝以上を達成したのは

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総合優勝 Part-1 歴代一覧表リスト  Part-2 3連覇以上女子)  Part-3 3勝以上  Part-4 その他の特ダネステンマルクへ陰謀) 
★1983/84〜1989/90の間に総合優勝 4回のピルミン・ツルブリッケン(Pirmin Zurbriggen)男子
1989/90 P Zurbriggen wc総合優勝 2連覇を含む4回
1987/88 P Zurbriggen
1986/87 P Zurbriggen
1983/84 P Zurbriggen
World Cup - 通算40 w. (10 DH, 10 SG, 7 GS, 2 SL, 11 K)
10シーズンを戦って、出場したレース数は266。優勝回数はちょうど40回で、これは彼が引退した時点でインゲマル・ステンマルク(SWE)の86勝に次ぐ歴代2位の記録だった。
引退29年後の今も、通算40勝はいまだ歴代第6位だ。(2018/19終了時現在)。
ちなみに息子が、エリア・ツルブリッゲン( Zurbriggen Elia SUI 09/10/1990生まれ)
ワールドカップ・デビュー '11/12 総合12/13: 133. 13/14: 126.位
以降は少しずつ順位を上げ'17/18: 85.位。これからが期待される若手レーサーである。
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★1984/85〜1992/93 の間に総合優勝 5回しているマーク・ジラルデリ(lux M Girardelli)男子だが、残念ながら2連覇に留まる。
1992/93 M Girardelli
1990/91 M Girardelli
1988/89 M Girardelli
1985/86 M Girardelli
1984/85 M Girardelli
ワールドカップ総合優勝5回、通算46勝(99シーズン終了時点で歴代3位 →引退19年後の今も、いまだ歴代第5位だ。(2018/19終了時現在))。
世界選手権の金メダル4個、銀メダル4個、銅メダル4個、オリンピック銀メダル2個。1シーズン5種目優勝を達成(1998/99)。
過去13回に及ぶ手術を経験してきたマークである。
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★1988/89〜1994/95の間に総合優勝 3回のフレニ・シュナイダー(SCHNEIDER Vreni SUI)女子
1994/95 V Schneider
1993/94 V Schneider
1988/89 V Schneider
ワールドカップ参戦11年間で優勝回数55回。ワールドカップ総合優勝3回。種目別の優勝10回。オリンピックの金メダル3個、世界選手権の金メダル3個。
ワールドカップの55勝は、男女併せても歴代5位(1位・ステンマルク・男86勝、2位リンゼイ・ボン・女82勝、3位モザー・プレル・女62勝、3位マルセル・ヒルシャー・男62勝)の記録である(2018.12.19現在)。
金メダルの数はダントツで1位
透明スペーサー
「彼女のこのほかに、ギネスブックに載っているレコードは、年間最多優勝15勝」という説はあるが、私が調べた限りでは14勝である。
フレニが1989シーズンに達成したもので、インゲマル・ステンマルクが1978/79シーズンに達成した14勝に並ぶ。
女子部門では1シーズンwc最多勝利記録であり、男子を含めると10年後のタイ記録である。
その30年間後、ミカエラ・シフリンが'18/19シーズン17勝で記録を塗り替えている。
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★1997/98〜2003/04 の間に総合優勝 4回しているヘルマン・マイヤー(MAIER Hermann AUT)男子
2003/04 H Maier
2000/01 H Maier
1999/00 H Maier
1997/98 H Maier
1998長野五輪の滑降では数十メートルも空中に跳ばされ、叩きつけられ、そのままヘリで病院送りされたヘルマン・マイヤー(オーストリア)。
わずか2日間で立ち直り、すぐのアルペンスキー2種目で優勝。
wc勝利数でも54勝は、1位ステンマルク、2位ヒルシャーに次ぐ、いまだ3位だ。(2019/11/10現在)
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★2000/01〜2005/06 の間に総合優勝 3回しているヤニツァ・コステリッチ(Janica Kostelic クロアチア)女子
イビツァ・コステリッチ
兄イビツァ・
コステリッチ
2006 第20回トリノ(ITA) K/1位、 SG/2位、SL/4位、 五輪アルペンスキー史上女性初となる4冠を達成。
2回の五輪で合計4個の金メダル、2個の銀メダルは、五輪アルペンスキー史上女性最多のメダル獲得数。
ワールドカップ 通算30勝 (内、1 DH, 1 SG, 20 SL, 2 GS, 6 K) 。ちなみに06/07終了時点でも、第8位 →18/19終了時点では11位
ワールドカップでは00/01、02/03シーズン、05/06シーズンと総合優勝を3度飾る快挙。
2007年4月19日、25歳で、膝と背中の怪我などを理由に引退。
2010/11 I Kostelic
2005/06 J Kostelic
2002/03 J Kostelic
2000/01 J Kostelic
★ヤニツァの引退5年後には、2歳違いの兄イビツァ・コステリッチ(Ivica kostelic)が総合優勝。
兄弟姉妹での優勝は、ほかには、1979/80シーズン、姉弟でワールドカップの総合優勝を果たしたウエンツェル姉弟(リヒテンシュタイン)だけだろう。
透明スペーサー
総合優勝 Part-1 歴代一覧表リスト  Part-2 3連覇以上女子)  Part-3 3勝以上  Part-4 その他の特ダネステンマルクへ陰謀) 

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アルペンスキーwc総合優勝 Part-4
wc史上、総合優勝(Overall)その他の特ダネ、雑ネタ話

総合優勝 Part-1 歴代一覧表リスト  Part-2 3連覇以上女子)  Part-3 3勝以上  Part-4 その他の特ダネステンマルクへ陰謀) 
★1967-1968は2連覇。二人しかいないオリンピック三冠王ジャン・クロード・キリー(KILLY Jean-Claude フランス)男子
1967/68 J Killy 総合優勝2連覇(で、引退)
1966/67 J Killy
ジャン・クロード・キリー(KILLY Jean-Claude フランス 男子)がアルペンスキーwc通算18勝と少ないのには、理由がある。
話は長くなるが、オリンピックは4年に一度、かつ一発勝負的な面があり、本当の世界一を表すものでは無い。年間数十試合を組み、本当の実力を争おう、というような話から、ワールドカップが誕生。WC第1戦のスラロームは1967年1月5日。
キリーにとって不幸なのは、引退する前のシーズンからのwc誕生だ。2冬しか参加できなかったことだ。
WC誕生初年度、1967シーズン12勝。何と参加全15レース中、14回が表彰台、内優勝が12回。
2年めの1968シーズン参加12レース中6勝。かつその間に五輪と世界選手権で参加4レースの全てが金メダル。
Jean Claude Killy 1967/68年全19レース 内参加12レース、6勝 →2年連続の総合優勝
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★1975年の総合優勝争いは、悲しい歴史がある。
1974/75 G Thoeni 総合優勝
1975年3月、バル・ガルデナのワールドカップ最終戦(トーナメント方式)では、トエニとステンマルクの両天才が総合優勝をかけていた。(→1975wc総合優勝はトエニ)
トエニにはイタリアチームの援護があり、トエニに対したグロスやピエトロジョバンナのイタリア勢は、明らかにスポーツマンらしからぬアンフェアなレースで敗退した。
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このときヤン・バフレダ(ポーランド)は1本目を大差で勝っていたのに、2本目簡単にコースアウトしてステンマルクに勝ちを譲っている。
透明スペーサー
★あのステンマルクが総合3連覇しか出来なかった、汚い、悲しい歴史がある。
ステンマルクは、ワールドカップ86勝の内訳は、回転40勝、大回転46勝。この通算勝利数は、引退後30年もたった今も歴代1位である。
透明スペーサー
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オールラウンダーに有利とされるワールドカップの総合優勝を、技術系種目だけでのポイントで1976年、1977年、1978年と3年連続で獲得。
1977/78 I Stenmark
1976/77 I Stenmark
1975/76 I Stenmark
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しかし翌1979年のシーズンから総合優勝のポイントは、滑降、回転、大回転、コンビの4種目の各3レースのみとなってしまった。あきらかに、技術系種目のみにしか出場しないステンマルク落とし目的の、ルール変更だった。
透明スペーサー
◇本来なら 4年連続のクリスタルトロフィーであった。
シーズン総合優勝、1976/1st, 1977/1st, 1978/1st, 3年連続優勝。
続く1979/5th,だが、この年ステンマルクを勝たさないために総合タイトルのルールが変更、13勝を挙げた彼が5位で、優勝は3勝だけのPeter Luescher( SUI)。
本来なら 4年連続のクリスタルトロフィーであった。(かつそのすぐ後に総合2位が1980/2nd, 1981/2nd, 1982/2nd, 1983/2nd,と5年も続くのだから、半端な強さではない。)
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ステンマルクはコンビのポイントを得るために、1981年に1度だけ滑降に出場したが、以後は2度と滑降に出場することはなかった。
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1979年の新ルール以降、ステンマルクが総合優勝することはできなかったが、1980年から1984年までの5年連続で総合2位。
ちなみにwc種目別では、回転と大回転で1975年から1981年までの7年間1位とタイトルを独占し、1984年にも大回転で1位(回転は3位)。
この成績でいて、1979年の新ルール以降は総合優勝できなかったのは、彼の母国がスエーデンという、オーストリーやフランスなどのスキー大国で無かったからである。
透明スペーサー
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アルペンスキー・ワールドカップでの総合優勝ルールは、今では参加した全レースでの獲得ポイントの総合計で、順位は決まっていると思う。いつから変わったのかは知らないが、、。
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ところで、こういう汚いルール変更はいつの時代でも、いろいろなスポーツでも、残念ながら世の常である。
例えばスキー大国ではない、超天才の日本人落としのルール変更を紹介しておく。
◇荻原 健司(おぎわら けんじ、1969年12月20日)は、現役時代は「キング・オブ・スキー」の異名を取る。
ノルディック複合・FISワールドカップ(W杯)通算19勝(準優勝13回、3位6回)
ノルディック複合・個人総合成績
 1992/93 優勝(1) 6回 1回 1回 日本人初優勝
 1993/94 優勝(2) 5回 2回 1回
 1994/95 優勝(3) 6回 2回 1回 世界初の三連覇
◇「前半のジャンプで大量リードし、後半のクロスカントリーで逃げ切るのが、日本勝利の方程式。」
しかし1998年の長野五輪を前に、複数回にわたって日本に不利なルール改正が施行された。ジャンプの比重が軽くなり、以前ほどクロスカントリーのアドバンテージ=タイム差に結びつかなくなったのだ。露骨な“日本潰し”の結果、長野五輪では団体で5位に沈んだ。
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◇ジャンプ 日本 潰し ルール変更
1994年から98年までは、ジャンパーの身長より最大で80センチ長いスキー板を使うことができた。それが身長の最大146%(最長で270センチ)までと変わった。
多くの日本人はこれを、ジャンプ競技で日本人選手ばかりが勝つことを阻止しようとする差別的な変更だと主張する。
事実、FISが翌シーズンから実施したルール改正によって、低迷期を迎えることになった。
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◇その後、女子スーパースター燉 沙羅(たかなし さら、1996年10月8日 )が登場。
冬季オリンピック2大会(ソチ、平昌)。2013年世界選手権混合団体金メダル、個人銀メダル。2018年平昌オリンピック銅メダル。スキージャンプ・ワールドカップで、男女通じて歴代最多の56勝、女子歴代最多のシーズン個人総合優勝4回。
強すぎるこの燉怩不利にするため、結果的に今までよりも短いスキーしか使えないように、ルール変更があった。
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総合優勝 Part-1 歴代一覧表リスト  Part-2 3連覇以上女子)  Part-3 3勝以上  Part-4 その他の特ダネステンマルクへ陰謀) 
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★1979/80の同一シーズンに、ウエンツェル姉弟は男女それぞれで総合優勝。
アンドレアス・ウェンツェル
ウエンツェル姉弟
兄弟姉妹での総合優勝は、コステリッチ兄妹がある。妹ヤニツァは2000/01〜2005/06 の間に総合3勝、2歳違いの兄イビツァは2010/11に総合優勝。
しかしウエンツェル姉弟(リヒテンシュタイン)は、何と同一シーズンに男女それぞれで総合優勝していることだ。これも永遠に破られることの記録になる可能性大だ。
1979/80 H Wenzel  1979/80 弟 A Wenzel
1977/78 H Wenzel
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◇姉ハンニ・ウエンツェル(姉 WENZEL Hanni)
wc通算 33勝。かつ、1977/78シーズンと1979/80シーズンの2回総合優勝を果たした。
ワールドカップ 通算 33勝 (内、 DH2勝、SL10勝、GS12勝、K9勝 )  ちなみに引退22年後の06/07終了時点でも歴代6位。→引退35年後の18/19終了時点でも、歴代9位のwc通算勝利数。
◇弟アンドレアス・ウェンツェル(弟 WENZEL Andreas)
ワールドカップ 通算 14勝 (内、SG1勝、GS3勝、SL4勝、K6勝)
2度のオリンピックに参加し、計3つのメダルを獲っている。
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★1993/オーモットはwc総合優勝は1回だけだが、オリンピック最多メダル獲得(ギネス記録)
1993/94 K Aamodt
オリンピックでの男子選手のメダル獲得最多記録は7個で、チェティル・アンドレ・オーモット(Kjetil Andre Aamodt ノルウェー 男子)が達成した。オーモットは3個という最多金メダル獲得記録に加え、2個の銀メダル(1994年の滑降とアルペン複合)、2個の銅メダル(1992年の大回転と1994年のスーパー大回転)を獲得している。(ギネス記録)
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★2003-2004wc2連覇アニア・パーション(PAERSON Anja スエーデン 女子) 世界選手権の史上初の5種目制覇
2004/05 A Paerson 総合優勝2連覇
2003/04 A Paerson
2007年2月、自国のオーレで開催されたアルペン世界選手権では滑降、スーパーG、スーパー・コンビの3種目で金メダル、回転で銅メダルを獲得した。これで世界選手権では全種目で金メダルを獲得したことになる。
wc通算42勝は、18/19終了時点でも女子歴代6位。
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総合優勝 Part-1 歴代一覧表リスト  Part-2 3連覇以上女子)  Part-3 3勝以上  Part-4 その他の特ダネステンマルクへ陰謀) 
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横棒線
年間/シーズン最多勝利数・男女・歴代  1967ナンシー  1967キリー  1977ステンマルク  1978/79ステンマルク 
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1988/89フレニ  2000/01ヘルマン・マイヤ  2018ヒルシャー  2018/19シフリン  
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◇WC 年間/シーズン最多勝利数・男女・歴代(2019/12/15) 大工事中

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年度歴1年間1シーズン氏 名1年間通算勝利1シーズン最多勝利
男子部門女子部門男女男子部門女子部門男女
19677勝 及び7勝ナンシー・グリーン新記録新記録
196712勝 及び12勝ジャン・クロード・キリー新記録新記録新記録新記録
197713勝インゲマル・ステンマルク新記録新記録?
1978/7914勝インゲマル・ステンマルク新記録新記録
197913勝インゲマル・ステンマルクタイ記録タイ記録
1988/8914勝フレニ・シュナイダー新記録タイ記録
2000/0113勝ヘルマン・マイヤータイ記録に
1勝及ばず
201814勝マルセル・ヒルシャー新記録新記録
2017/1813勝マルセル・ヒルシャータイ記録に
1勝及ばず
201817勝ミカエラ・シフリン新記録新記録
2018/1915勝ミカエラ・シフリン新記録新記録
管理人注:
女子部門の1シーズン最多勝利数については、1967 ナンシー・グリーン7勝から1988/89フレニ・シュナイダー14勝までの間に、何度か記録更新されていることは間違いない。が、私は調べていない。
女子部門の1年間最多勝利数については、1967 ナンシー・グリーン7勝から2018/19ミカエラ・シフリン15勝までの間に、何度か記録更新されていることは間違いない。が、私は調べていない。
子部門の1シーズン最多勝利数については、1967ジャン・クロード・キリ12勝から、1978/79インゲマル・ステンマルク14勝までの間、12シーズンも空いている。この間に誰かが13勝の新記録を創っている可能性は強い。が、私は調べていない。
透明スペーサー
2019/11/27現在の世界記録は、
男子部門の1年間最多勝利数では、2018マルセル・ヒルシャー14勝。
男子部門の1シーズン最多勝利数では、1978/79インゲマル・ステンマルク14勝。41シーズンも破られていない。ステンマルクの凄さ、強さである。
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女子部門の1年間最多勝利数では、2018ミカエラ・シフリン17勝。男女両部門でも最多勝利数だ。
女子部門の1シーズン最多勝利数では、2018/19ミカエラ・シフリン15勝。男女両部門でも最多勝利数だ。
透明スペーサー
横棒線
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年間/シーズン最多勝利数・男女・歴代  1967ナンシー  1967キリー  1977ステンマルク  1978/79ステンマルク 
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1988/89フレニ  2000/01ヘルマン・マイヤ  2018ヒルシャー  2018/19シフリン  
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前口上 いくつかの不思議・比較基準の混乱・報道の誤りについて
不思議・その1.勝利数の通算は1年間なのか、1シーズンなのか?
暦1年間とは、1月〜12月までのこと。
「1967女子、ナンシー・グリーンが7勝」、「1967男子、ジャン・クロード・キリーが12勝」については、この暦年である。厳密に言えばレースは3月までしか無く(10月、11月、12月のレース開催は無いので)、WC創生期(初年度)では、暦年の1年間と、1シーズンが同じであった。
早くも2シーズン目の1968には、12月に1レース開催。そのため1967/68の1シーズンと暦1968/年の1年間とが、異なってきた。
透明スペーサー
WC 年間最多勝利数という記録を比較する以上は、本来は同一基準で行うべきである。
しかし、現実にはHPや新聞の記事でも、基準が1シーズンであったり、1年間であったりする。同じ基準同士で記録を比較するのは正しいが、時には異なる基準の2つ、3つを比較している誤った記事もある。これが電報ゲームで広がったりするので、困ったことである。
透明スペーサー
当サイトでは、両方とも紹介するが、必ずどちらの基準であるかを明記することにした。
例えばマルセル・ヒルシャーの場合は、
 ヒルシャー ★2018の西暦1年間では、24レース参加 14勝
 ヒルシャー ★2018/19の1シーズンでは、14レース参加 9勝
 ヒルシャー ★2017/18の1シーズンでは、20レース参加 13勝
透明スペーサー
ミカエラ・シフリンの場合は、
 ミカエラ・シフリン ★2018の西暦1年間では、wc参加27レース 15勝
 ミカエラ・シフリン ★2018/19の1シーズンでは、17勝
 ミカエラ・シフリン ★2019の西暦1年間(2019途中26/10/19終了時)では、9勝に留まる(但し参加しないレースも含め全種目で13試合を残す時点 )
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このように同じ年度でも、シーズンなのか、暦年度なのかによって、数字は大きく変わってしまうものである。
1978/79インゲマル・ステンマルク 開催全レース34中、19レース参加、内14勝
wc 1冬の勝利数は、インゲマル・ステンマルク(Ingemar Stenmark SWE)が1979年に達成した大回転10戦全勝を含む14勝に更新された。
 1978/79ステンマルクの参加19レースと成績-14勝(GS10勝 SL 3勝 PR 1勝)
透明スペーサー
しかし広まっているのは「大回転10戦全勝を含む13勝」説である。正しくは、これはシーズンではなく、歴1979年の1年間のステンマルク13勝である。自身の1977歴1年間13勝のタイ記録なのだ。
ところが世界の大手通信社なども同様で、それ以降の誰かの、13勝をタイ記録としたり、14勝を新記録と誤ることがある。
1988/89フレニ・シュナイダーはシーズン最多勝利14勝樹立。かつ男女タイ記録 (15勝説は疑問だ?)
1978/79シーズン、インゲマル・ステンマルクが優勝14(1シーズン最多勝利数)新記録を立てている。
1988/89シーズン、フレニは、アルペンスキー wc 1シーズン最多優勝14勝で、10年ぶりに1978/79ステンマルク14勝に並ぶタイ記録。女子部門では1シーズン最多勝新記録を樹立。
この偉大な1シーズン14勝が破られるのは、ミカエラ・シフリン女子によってである。 その30年後の、「19-02-2019 Stockholm SL」勝利で14勝記録に並ばれ、その後17勝で抜き去られた。
透明スペーサー
何故かほとんど無視されることの多い、1988/89フレニ・シュナイダー男女シーズン最多勝利14勝タイ記録だ。
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その結果、その後に生まれた13勝を1シーズン最多勝利新記録や、タイ記録などと評価する誤りが生まれている。

アルペンスキー・ワールドカップ 1シーズンでの最多勝利数についての、正誤報道の両方。

そのいくつかの例を、以下で紹介する。
アルペンW杯最終戦は強風で中止、ヒルシャーは最多勝記録更新ならず(AFP BB NEWS)
【3月19日 AFP】2017-18アルペンスキーW杯は2018年3月18日、スウェーデン・オーレ(Are)で男子回転第12戦と女子大回転第9戦が行われる予定だったものの、強風のため中止になった。
これにより、17日の大回転でインゲマル・ステンマルク(Ingemar Stenmark)氏とヘルマン・マイヤー(Hermann Maier)氏に並ぶ1シーズン最多の優勝記録13勝に並んでいたマルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)は、14勝目を手にするチャンスを逃した。
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当サイト管理人注:
「1978/79インゲマル・ステンマルクは13勝ではなく、14勝(男子新記録、かつ男女になると1988/89フレニ14勝のタイ記録)」。
かつ1シーズン最多の優勝記録は13勝では無く、14勝(1988/89フレニ・シュナイダーの14勝、1978/79インゲマル・ステンマルク)である。(2018/19終了時点)
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ヘルマン マイヤーとは(コトバンク)
(ヘルマン マイヤーは)2000/2001年シーズンW杯で2季連続の4冠を達成、また歴代1位のインゲマル・ステンマルク(スウェーデン)に並ぶ1シーズン最多の13勝を挙げる。
透明スペーサー
当サイト管理人注:
1シーズン最多ということでは、13勝ではなく、1978/79インゲマル・ステンマルク14勝がある。
確かに2000/01ヘルマン・マイヤーは、1シーズン最多の13勝をしている。しかし男子部門タイ記録に1勝及ばずである。
シフリンがW杯史上最多の年間15勝、回転36勝目も新記録(AFP BB NEWS)
AFP通信(フランス最大にして世界最古の報道機関)配信では、
ヒルシャー14勝以前は、「以前の最多記録はスウェーデンの大選手インゲマル・ステンマルク(Ingemar Stenmark)氏が1977年と79年に達成した13勝だった。(AFP BB NEWS)」とある。
透明スペーサー
当サイト管理人注:
この報道は、本来は当たり前であるが、全て正しい。
ヒルシャー 2018歴1年間記録14勝新記録も、ステンマルクが1977年と79年に達成した13勝も、その通りである。かつ比較基準が3つとも、歴1年間であり、混乱が無い。
フレニ・シュナイダー(wikipedia.org)
1988/1989年シーズンにはワールドカップの回転で8勝、大回転で6勝の合計14勝を挙げ、ワールドカップ記録を打ち立てた。
これは男子記録であるインゲマル・ステンマルク、ヘルマン・マイヤー、マルセル・ヒルシャーの13勝をも上回るものであり、未だに破られていない。
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当サイト管理人注:
比較基準が4人ともシーズン記録ということで、混乱は無い。
1シーズン最多ということでは、13勝ではなく、1978/79ステンマルク14勝がある。(なぜか、1978/79ステンマルク13勝という説が広まっているための、誤りであろう。)
従って1988/1989年シーズンにフレニ14勝は、女子分門だけでの新記録だ。男女であれば、タイ記録である。
透明スペーサー


などなどのように、一部誤りや基準の混乱があるのが、現実である。
もし本サイトの数字が正しければ、幸いである。
偉そうなことを書いたりしているので、何度も何度も集計したり、カウントし直したりはしたが、残念ながら誤りがあることを恐れている。
年間/シーズン最多勝利数・男女・歴代  1967ナンシー  1967キリー  1977ステンマルク  1978/79ステンマルク 
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1988/89フレニ  2000/01ヘルマン・マイヤ  2018ヒルシャー  2018/19シフリン 
透明スペーサー
ワールドカップの誕生1967年、男子の最初のレース
 05/01/67 ≫ 会場Berchtesgaden GER ≫ Slalom 優勝者Heini Messner AUT (ちなみにキリー4位)
 記念すべきワールドカップ最初の試合、男子優勝者はハイニ・メスナー(オーストリー)。
ワールドカップの誕生1967年、女子の最初のレース
 07/01/67 ≫ 会場Oberstaufen GER ≫ Slalom 優勝者Nancy Greene CAN
 記念すべきワールドカップ最初の試合、女子優勝者はナンシー・グリーン(カナダ)。
横棒線
透明スペーサー
1967女子ナンシー・グリーン、全17レース開催、参加全10レース中、7勝。(歴1年間および1シーズン最多勝利数)
ナンシー・グリーン(Nancy Greene CAN)11/05/1943生まれ
Alpine Ski World Cup VICTORIES
DH 3 GS 8 SL 3勝  TOT 14勝のオールランダー。
Alpine Ski World Cup TOP 3's
DH 3 GS 10 SL 7回 TOT 20回(3位以内表彰台)
Nancy Greene Overall World Cup Position
66/67: 1.(7勝、総合優勝)、 67/68: 1. (7勝、総合優勝)
Greene Olympic Games Results
Grenobleオリンピック 1968  DH: 10. GS: 1. SL: 2.
1967+ 1968 計27レース参加 7勝+7勝= TOT 14勝で、27レースの内20回も3位以内で表彰台に立ったいる。
とにかくこの時代の女子のトップレーサーで、とにかく強かった。

透明スペーサー
アルペンスキー・ワールドカップ1967全17レース開催、ナンシー・グリーン(Nancy Greene CAN)の参加レース10、内7勝
 1967ナンシー・グリーン 7勝(歴1年間、および1シーズン最多勝利数)
27-03-1967 ≫ Jackson Hole SL WCUP .1  7勝
24-03-1967 ≫ Jackson Hole GS WCUP .1
19-03-1967 ≫ Vail GS WCUP .1  5勝目
13-01-1967 ≫ Grindelwald DH WCUP .1
11-01-1967 ≫ Grindelwald GS WCUP .1
08-01-1967 ≫ Oberstaufen GS WCUP .1
07-01-1967 ≫ Oberstaufen SL WCUP .1  1勝目
横棒線
透明スペーサー
年間/シーズン最多勝利数・男女・歴代  1967ナンシー  1967キリー  1977ステンマルク  1978/79ステンマルク 
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1988/89フレニ  2000/01ヘルマン・マイヤ  2018ヒルシャー  2018/19シフリン  
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1967男子、ジャン・クロード・キリー全17レース開催、参加全15レース中、12勝。(歴1年間および1シーズン最多勝利数)
1967/68 J Killy 総合優勝2連覇(で、引退)
1966/67 J Killy
ジャン・クロード・キリー(KILLY Jean-Claude フランス 男子)がアルペンスキーwc通算18勝と少ないのには、理由がある。
話は長くなるが、オリンピックは4年に一度、かつ一発勝負的な面があり、本当の世界一を表すものでは無い。年間数十試合を組み、本当の実力を争おう、というような話から、ワールドカップが誕生。WC第1戦のスラロームは1967年1月5日。
キリーにとって不幸なのは、引退する前のシーズンからのwc誕生だ。2冬しか参加できなかったことだ。
WC誕生初年度、1967シーズン12勝。何と参加全15レース中、14回が表彰台、内優勝が12回。
2年めの1968シーズン参加12レース中6勝。かつその間に五輪と世界選手権で参加4レースの全てが金メダル。
Jean Claude Killy 1967/68年全19レース 内参加12レース、6勝 →2年連続の総合優勝

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アルペンスキー・ワールドカップ1967年開催全16レース中、ジャン・クロード・キリー(男子)が15レース参加、内12勝。
勝てなかった3レースも4、3、2位の各1回。別の表現をすれば参加全15レース中、14回が表彰台、内優勝が12回。この時代の断トツ選手だ。
 1967キリーの参加15レースと成績-12勝(歴1年間、および1シーズン最多勝利数)
24-03-1967 ≫ Jackson Hole GS WCUP .1  12勝
19-03-1967 ≫ Vail GS WCUP .1
12-03-1967 ≫ Franconia SL WCUP .1  10勝目
11-03-1967 ≫ Franconia GS WCUP .1
10-03-1967 ≫ Franconia DH WCUP .1
04-03-1967 ≫ Sestriere DH WCUP .1
29-01-1967 ≫ Megeve SL WCUP .2
27-01-1967 ≫ Megeve DH WCUP .1
22-01-1967 ≫ Kitzbuehel SL WCUP .1  5勝目
21-01-1967 ≫ Kitzbuehel DH WCUP .1
15-01-1967 ≫ Wengen SL WCUP .1
14-01-1967 ≫ Wengen DH WCUP .1
09-01-1967 ≫ Adelboden GS WCUP .1  1勝目
06-01-1967 ≫ Berchtesgaden GS WCUP .3
05-01-1967 ≫ Berchtesgaden SL WCUP .4
横棒線
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年間/シーズン最多勝利数・男女・歴代  1967ナンシー  1967キリー  1977ステンマルク  1978/79ステンマルク 
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1988/89フレニ  2000/01ヘルマン・マイヤ  2018ヒルシャー  2018/19シフリン  
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1977歴1年間、インゲマル・ステンマルク 開催全レース35中、17レース参加、内13勝(1年間最多勝利数の新記録だ!)
インゲマル・ステンマルク(Ingemar Stenmark、スウェーデン )3年連続の総合優勝
ワールドカップ 86勝 (回転 40勝、大回転46勝) (Aspen 1989でのGiant Slalomで樹立)
ちなみに引退20年後の08/09終了時点でも、ぶっちぎりの歴代1位。第2位のヘルマン・マイアーが54勝、32勝もの大差をつけている。 →30年後の18/19終了時点でも歴代1位。第2位のヒルシャーが67勝。
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1976/1st, 1977/1st, 1978/1stと3年連続のクリスタルトロフィー獲得の偉業。不出生の天才スラローマー。1989年3月 志賀高原を最後に引退。

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1977歴1年間、開催全レース35(1〜3月開催=29+12月開催=6)中、17レース参加、内13勝(1年間最多勝利数)。
ちなみに1976/77の1シーズンでは、同じく17レース参加、内優勝10回。もしかしたら、これも1シーズンでの最多勝利数の新記録の可能性はある。
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歴1977年の1年間の通算勝利数
 歴1977年の1年間、インゲマル・ステンマルク 参加17レース、13勝(GS 5勝、SL 8勝)
14-12-1977 	Campiglio	GS	WCUP	.1
13-12-1977 	Campiglio	SL	WCUP	.1
10-12-1977 	Val d'Isere	GS	WCUP	.1
26-03-1977 	Sierra Nevada	GS	WCUP	.1
21-03-1977 	Aare	GS	WCUP	.1
20-03-1977 	Aare	SL	WCUP	.1
18-03-1977 	Voss	SL	WCUP	.1
06-03-1977 	Sun Valley	GS	WCUP	.1
06-02-1977 	Sankt Anton	SL	WCUP	.1
23-01-1977 	Wengen	SL	WCUP	.1
16-01-1977 	Kitzbuehel	SL	WCUP	.1
10-01-1977 	Berchtesgaden	SL	WCUP	.1
03-01-1977 	Laax	SL	WCUP	.1
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この2年後に、ステンマルク自身が、1年間の最多勝利記録13勝のタイ記録を出している。
1979歴1年間、インゲマル・ステンマルク 開催全レース32中、18レース参加、内13勝(1年間最多勝利数)
歴1977年の1年間13勝(GS 5勝、SL 8勝)、年間最多勝利記録に対し、タイ記録の1979歴1年間では同じ13勝だが、大回転で10戦全勝(GS10勝 SL 3勝)である。
詳しくは、すぐ次で。
横棒線
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年間/シーズン最多勝利数・男女・歴代  1967ナンシー  1967キリー  1977ステンマルク  1978/79ステンマルク 
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1988/89フレニ  2000/01ヘルマン・マイヤ  2018ヒルシャー  2018/19シフリン  
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1978/79シーズン、インゲマル・ステンマルク 開催全レース34中、19レース参加、内14勝(1シーズン最多勝利数)
1979歴1年間、インゲマル・ステンマルク 開催全レース32中、18レース参加、内13勝(1年間最多勝利数)自身のタイ記録
偉大な天才スラローマーであるインゲマル・ステンマルク(Ingemar Stenmark、スウェーデン )の簡単な戦歴紹介については、
前項の1977ステンマルク を参照。
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1979歴1年間、インゲマル・ステンマルク 開催全レース32中、18レース参加、内13勝(1年間最多勝利数)自身のタイ記録
「1979年のシーズン、ステンマルク選手は、ワールドカップは、大回転で10戦全勝(回転は3勝)計13勝」という記事をよく見かけるが、これは厳密には誤りである。1979年のシーズンであれば14勝、1979年の1年間での戦歴であれば13勝である。
1978/79シーズン、開催全レース34中、19レース参加、内14勝(1シーズン最多勝利数)。これが正しい。たぶん2年ぶりの最多勝利記録?
1979歴1年間、開催全レース32中、18レース参加、内13勝(1年間最多勝利数)。これが正しい。自身のタイ記録
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カウント期間が、シーズンか歴1年間かの基準混乱によるものだが、そのどちらの基準でもステンマルクが、アルペンスキー wc 最多優勝を、1979年に更新している。
かつ、どちらも1967キリー以来の?、12年ぶりの記録更新であろう?(キリー以来かどうかは、正式に検証はしていないので、?とした)
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1シーズン通算勝利数
 1978/79ステンマルクの参加19レースと成績-14勝(GS10勝 SL 3勝 PR 1勝)たぶん最多勝利記録?
19-03-1979 ≫ Furano GS WCUP .1  14勝目
17-03-1979 ≫ Furano SL WCUP .1
12-03-1979 ≫ Heavenly Valley GS WCUP .1
04-03-1979 ≫ Lake Placid GS WCUP .1
11-02-1979 ≫ Aare SL WCUP .1  10勝目
10-02-1979 ≫ Aare GS WCUP .1
04-02-1979 ≫ Jasna GS WCUP .1
23-01-1979 ≫ Steinach GS WCUP .1
16-01-1979 ≫ Adelboden GS WCUP .1
07-01-1979 ≫ Courchevel GS WCUP .1  5勝目
22-12-1978 ≫ Kranjska Gora GS WCUP .1
21-12-1978 ≫ Kranjska Gora SL WCUP .1
14-12-1978 ≫ Campiglio PR WCUP .1
09-12-1978 ≫ Schladming GS WCUP .1  1勝目
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この偉大な1シーズン14勝が破られるのは、ミカエラ・シフリン女子によってである。
その40年後の、「19-02-2019 Stockholm SL」勝利で14勝記録に並ばれ、
「17-03-2019 Soldeu GS」に勝ち、シフリンはシーズン17勝という大記録を打ち立てた。
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なお上記の1978/79シーズンではなく、歴1979年間で調べると参加18レース、13勝(GS全勝の10勝、SL 3勝)である。下記。
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歴1979年の1年間の通算勝利数
 歴1979年の1年間、インゲマル・ステンマルク 参加18レース、13勝(GS全勝の10勝、SL 3勝)自身のタイ記録
12-12-1979 ≫ Campiglio GS WCUP .1   13勝
11-12-1979 ≫ Campiglio SL WCUP .1  
08-12-1979 ≫ Val d'Isere GS WCUP .1  
19-03-1979 ≫ Furano GS WCUP .1   10勝目
17-03-1979 ≫ Furano SL WCUP .1  
12-03-1979 ≫ Heavenly Valley GS WCUP .1  
04-03-1979 ≫ Lake Placid GS WCUP .1  
11-02-1979 ≫ Aare SL WCUP .1  
10-02-1979 ≫ Aare GS WCUP .1   5勝目
04-02-1979 ≫ Jasna GS WCUP .1  
23-01-1979 ≫ Steinach GS WCUP .1  
16-01-1979 ≫ Adelboden GS WCUP .1  
07-01-1979 ≫ Courchevel GS WCUP .1  1勝目
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ちなみに2年前に、
歴1977年の1年間、インゲマル・ステンマルク 参加17レース、13勝(GS 5勝、SL 8勝)
という1年間の最多勝利記録を作っている。詳しくは、1つ前に記してある。
今回の歴1979年の1年間、13勝(GS全勝の10勝、SL 3勝)は、2年前に自身が作った最多勝利タイ記録である。
横棒線
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年間/シーズン最多勝利数・男女・歴代  1967ナンシー  1967キリー  1977ステンマルク  1978/79ステンマルク 
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1988/89フレニ  2000/01ヘルマン・マイヤ  2018ヒルシャー  2018/19シフリン  
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1988/89フレニ・シュナイダーはシーズン最多勝利14勝樹立。かつ男女タイ記録 (15勝説は疑問だ?)
フレニ・シュナイダー(Vreni Schneider 女子 スイス) World Cup - 55 w. (20 GS, 34 SL, 1 K)
ワールドカップ参戦11年間で優勝回数55回。ワールドカップ総合優勝3回。種目別の優勝10回。オリンピックの金メダル3個、世界選手権の金メダル3個。
ワールドカップの55勝は、男女併せても歴代5位(1位・ステンマルク・男86勝、2位リンゼイ・ボン・女82勝、3位モザー・プレル・女62勝、3位マルセル・ヒルシャー・男62勝)の記録である(2018.12.19現在)。
金メダルの数はダントツで1位。

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1978/79シーズン、インゲマル・ステンマルク 開催全レース34中、19レース参加、内14勝(1シーズン最多勝利数)新記録を立てている。
1988/89シーズン、フレニは、アルペンスキー wc 1シーズン最多優勝14勝で、10年ぶりに1978/79ステンマルク14勝に並ぶタイ記録。女子部門では1シーズン最多勝新記録を樹立。
この偉大な1シーズン14勝が破られるのは、ミカエラ・シフリン女子によってである。
その30年後の、「19-02-2019 Stockholm SL」勝利で14勝記録に並ばれ、
「17-03-2019 Soldeu GS」に勝ち、シフリンはシーズン17勝という大記録を打ち立てた。
 詳しくは、「2018/19シフリン  」を。

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1シーズン通算勝利数
 1988/89フレニ・シュナイダー 開催全29レース、内参加18レースと成績-14勝 1シーズン最多勝利タイ記録
11-03-1989 Shigakogen SL WCUP .1  14勝め
08-03-1989 Shigakogen GS WCUP .1  13勝め
03-03-1989 Furano SL WCUP .1 、または
21-01-1989 Tignes GS WCUP .1
15-01-1989 Grindelwald SL WCUP .1  10勝め
08-01-1989 Mellau SL WCUP .1
07-01-1989 Schwarzenberg GS WCUP .1
06-01-1989 Schwarzenberg GS WCUP .1
03-01-1989 Maribor SL WCUP .1
20-12-1988 Courmayeur SL WCUP .1  5勝め
18-12-1988 Val Zoldana GS WCUP .1
16-12-1988 Altenmarkt K WCUP .1
16-12-1988 Altenmarkt SL WCUP .1
28-11-1988 Val Thorens GS WCUP .1  1勝め
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1988/89シーズンのフレニ・シュナイダーは、次のWSC(World Championships 世界選手権?)の2レースの勝利を含めば16勝にはなるが、WSCを含まないワールドカップでの勝利数なので14勝である。
11-02-1989 Vail GS WSC GOLD
02-02-1989 Beaver Creek SK WSC .1

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1988/89シーズンのフレニ・シュナイダー、ギネスブック年間最多優勝15勝?という説は、たぶん間違いである。
「彼女のこのほかにギネスブックに載っているレコードは、年間最多優勝15勝。1989シーズンに達成したもので、インゲマル・ステンマルクが1979年に達成した大回転10戦全勝を含む13勝を抜いた。」
 参照・引用元
 現在は閉鎖サイト ski-and-ski/work/Biography/Bio-W_Schneider.htmSCHNEIDER Vreni (SUI) (写真家・木村之与さんのski-and-ski)より
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15勝説の信頼性は疑問である。その根拠は、
@もっとも信頼できる https://www.ski-db.com/ で調べた限りは、14勝である。リザルトはすぐ上に記載してある。
何故なら当HP管理人が、フレニの過去100試合のリザルト(https://www.ski-db.com/db/profiles/vreni_schneider_sui_wschvr_l30.php)から、1988/89シーズンの勝利を抜き出しものが、上記14勝リストである。
また、1988/89シーズン女子の全レースwc優勝者リザルトからも、フレニ14勝である(https://www.ski-db.com/db/89/cal_f8889.php)。
Aインターネットで「ギネス フレニ・シュナイダー 15勝」を検索したが、見つからなかった。
「フレニ・シュナイダー 15勝」で検索すると、1サイトのみが見つかった。「年間15勝は男女併せても年間最多優勝記録で今も破られていないギネス記録だったと思います。」との記載。出典は無く、回答者の記憶である。
もしかすると、今まで当サイトでは何カ所かで「ギネス15勝」を載せていたので、それを読まれた可能性が高い?(出典は、現在は閉鎖サイト「写真家・木村之与さんのski-and-ski」)
BAP通信(世界的な通信網を持つアメリカの大手通信社)、共同通信も14勝
2019/2/19ミカエラ・シフリンが勝って今季14勝目、、。
AP通信(世界的な通信網を持つアメリカの大手通信社)によると、フレニ・シュナイダー(スイス)の1シーズン最多14勝の記録に並んだ。(共同通信)
などなど。
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年間/シーズン最多勝利数・男女・歴代  1967ナンシー  1967キリー  1977ステンマルク  1978/79ステンマルク 
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1988/89フレニ  2000/01ヘルマン・マイヤ  2018ヒルシャー  2018/19シフリン  
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2000/01ヘルマン・マイヤー 1シーズン最多の13勝、男子部門タイ記録に1勝及ばず。
1998長野五輪の滑降では数十メートルも空中に跳ばされ、叩きつけられ、そのままヘリで病院送りされたヘルマン・マイヤー(オーストリア)。
わずか2日間で立ち直り、すぐのアルペンスキー2種目で優勝。
1999/00シーズンには圧倒的な強さを見せ、アルペンW杯史上初の2000点の大台に到達。個人総合優勝に輝いたほか、滑降、スーパー大回転、大回転でも種目別優勝を果たした。
1967年のジャン=クロード・キリー(フランス)以来の4冠を達成、翌シーズンもこの4つのタイトルを獲得している。
2000/01シーズンW杯で2季連続の4冠を達成。(@個人総合優勝、A滑降、Bスーパー大回転、C大回転でも種目別優勝)
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2008年11月30日、カナダのレークルイーズで男子スーパー大回転第1戦で優勝。35歳で、3シーズンぶりの優勝で通算54勝目を飾った。通算勝利数では、1位ステンマルク、2位ヒルシャーに次ぐ、11年経てもいまだ3位だ。(18/19終了時点)。

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まだ1勝が足らずタイ記録にもなっていないのに、何故、紹介するか。その訳
たとえば、上記のような記事を見かけることがある。
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ところが、男子記録である1978/79インゲマル・ステンマルクは13勝ではなく、正しくは14勝(男子新記録、かつ男女になると1988/89フレニ14勝のタイ記録)、
2000/01ヘルマン・マイヤー13勝(男子部門タイ記録に1勝及ばず)、
マルセル・ヒルシャーについては、2018年間ではなく、2017/18シーズンの13勝が正しい。
wikipediaだけでなく、世界的な通信社の報道記事でも、歴1年度(1〜12月)とシーズン(10月〜翌年3月)を混同していたり、あるいは誤解されやすい記載があったりする。
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この現状から、電報ゲームで誤った情報が広まることを心配する。
ということで、このことを詳しく紹介するキッカケとして、私の好きだったマイヤーの「まだ1勝が足らずタイ記録」を紹介する次第である。
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残念ながら女子を入れると、
「1988/89フレニ・シュナイダーの14勝 1シーズン最多勝利記録」と
「1978/79インゲマル・ステンマルクは13勝ではなく、14勝(男子新記録、かつ男女になると1988/89フレニ14勝のタイ記録)」(2018/19終了時点)
上記の2つがあるため、マイヤーの13勝は、男子部門でも、男女混合でもタイ記録に1勝及ばずである。

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1シーズン通算勝利数
 2000/01ヘルマン・マイヤー 全レース数32 参加レース数不明 1シーズン最多の13勝 男子部門タイ記録に1勝及ばず
29/10/00 	Soelden AUT 	Giant Slalom	 Hermann Maier AUT 13勝
26/11/00 	Lake Louise CAN 	Super G	 Hermann Maier AUT
02/12/00 	Beaver Creek USA 	Downhill	 Hermann Maier AUT
09/12/00 	Val d'Isere FRA 	Downhill	 Hermann Maier AUT 10勝目
10/12/00 	Val d'Isere FRA 	Giant Slalom	 Hermann Maier AUT
09/01/01 	Adelboden SUI 	Giant Slalom	 Hermann Maier AUT
19/01/01 	Kitzbuehel AUT 	Super G	 Hermann Maier AUT
20/01/01 	Kitzbuehel AUT 	Downhill	 Hermann Maier AUT
15/02/01 	Shigakogen JPN 	Giant Slalom	 Hermann Maier AUT 5勝目
02/03/01 	Kvitfjell NOR 	Downhill	 Hermann Maier AUT
04/03/01 	Kvitfjell NOR 	Super G	 Hermann Maier AUT
08/03/01 	Aare SWE 	Downhill	 Hermann Maier AUT
10/03/01 	Aare SWE 	Giant Slalom	 Hermann Maier AUT 1勝目
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以下は、アルペンスキー・ワールドカップ 1シーズンでの最多勝利数についての、正誤報道の両方。
【3月19日 AFP】2017-18アルペンスキーW杯は2018年3月18日、スウェーデン・オーレ(Are)で男子回転第12戦と女子大回転第9戦が行われる予定だったものの、強風のため中止になった。
これにより、17日の大回転でインゲマル・ステンマルク(Ingemar Stenmark)氏とヘルマン・マイヤー(Hermann Maier)氏に並ぶ1シーズン最多の優勝記録13勝に並んでいたマルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)は、14勝目を手にするチャンスを逃した。
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当サイト管理人注: 「1978/79インゲマル・ステンマルクは13勝ではなく、14勝(男子新記録、かつ男女になると1988/89フレニ14勝のタイ記録)」。
かつ1シーズン最多の優勝記録は13勝では無く、14勝(1988/89フレニ・シュナイダーの14勝、1978/79インゲマル・ステンマルク)である。(2018/19終了時点)
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年間/シーズン最多勝利数・男女・歴代  1967ナンシー  1967キリー  1977ステンマルク  1978/79ステンマルク 
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1988/89フレニ  2000/01ヘルマン・マイヤ  2018ヒルシャー  2018/19シフリン  
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マルセル・ヒルシャー ★2018歴1年間記録 全開催39レース 24レース参加 14勝 新記録の可能性大
マルセル・ヒルシャー ★2017/18シーズン記録 wc開催全36レース 内20レース参加 13勝、男子部門タイ記録に1勝及ばず。
もの凄い超天才レーサー、マルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher AUT 02/03/1989生まれ 男子)の略歴紹介は、ここでは略す。以下のリンクで参照されたい。
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 (2018年3月)17日の大回転(17-03-2018 Aare SWE GS)で、インゲマル・ステンマルク氏とヘルマン・マイヤー氏に並ぶ1シーズン最多の優勝記録13勝に並んでいたマルセル・ヒルシャーは、(最終日のレースが中止になったため、)14勝目を手にするチャンスを逃した。
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上記報道の「1シーズン最多の優勝記録13勝」は誤り。
2018年3月17日、ヒルシャー13勝を達成。これは、ステンマルクとマイヤーの二人の先人に並ぶ、1シーズン最多の優勝記録13勝
分かり易く文章を砕くと、上記のようになる。
しかし1978/79シーズン、インゲマル・ステンマルクは、優勝14。かつ、1988/89フレニ・シュナイダー男女シーズン最多勝利14勝タイ記録。(15勝説は疑問だ?
すでに、1シーズン最多の優勝記録は、14勝に更新されているのだ。
透明スペーサー
AFP通信(フランス最大にして世界最古の報道機関)配信では、ヒルシャー14勝以前は、「以前の最多記録はスウェーデンの大選手インゲマル・ステンマルク(Ingemar Stenmark)氏が1977年と79年に達成した13勝だった。」とある。
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上記報道の「以前の最多記録はステンマルクが1977年と79年に達成した13勝だった。」は正しい。
1977歴1年間、インゲマル・ステンマルク 開催全レース35中、17レース参加、内13勝(1年間最多勝利数の新記録だ!)
1979歴1年間、インゲマル・ステンマルク 開催全レース32中、18レース参加、内13勝(1年間最多勝利数)自身のタイ記録
以上は、ステンマルクによる歴1年間、13勝の最多勝利記録である。
ちなみに、それまでの14勝は、歴1年間では存在せず、1シーズン最多勝利数として1978/79シーズン、ステンマルク14勝、1988/89フレニ・シュナイダー女子が樹立したシーズン男女14勝タイ記録があるだけだ。
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 ヒルシャー ★2018歴1年間記録 全開催39レース 内24レース参加 14勝 新記録
20-12-2018 	Saalbach	SL	WCUP	.1	bib6 14勝
17-12-2018 	Alta Badia	GS	WCUP	.1	bib1
16-12-2018 	Alta Badia	GS	WCUP	.1	bib7
08-12-2018 	Val d'Isere	GS	WCUP	.1	bib1
18-11-2018 	Levi	SL	WCUP	.1	bib3 10勝目
17-03-2018 	Aare	GS	WCUP	.1	bib4
04-03-2018 	Kranjska Gora	SL	WCUP	.1	bib5
03-03-2018 	Kranjska Gora	GS	WCUP	.1	bib1
28-01-2018 	Garmisch	GS	WCUP	.1	bib3
23-01-2018 	Schladming	SL	WCUP	.1	bib6 5勝目
14-01-2018 	Wengen	SL	WCUP	.1	bib7
07-01-2018 	Adelboden	SL	WCUP	.1	bib5
06-01-2018 	Adelboden	GS	WCUP	.1	bib2
04-01-2018 	Zagreb	SL	WCUP	.1	bib5 1勝目
ヒルシャーの2018歴1年間記録14勝(20-12-2018 Saalbach SL) 男子部門新記録は、2018/19終了後も続くが、
わずか2日後に、シフリン女子の22-12-2018 Courchevel SLで、同率14勝で並ばれ、
29-12-2018 Semmering SLで15勝を挙げ、男女部門での世界最多勝利数記録の更新された。
透明スペーサー
 ちなみにヒルシャー ★2018/19シーズン記録 14レース参加 9勝
29-01-2019 	Schladming	SL	WCUP	.1	bib:6 9勝
13-01-2019 	Adelboden	SL	WCUP	.1	bib:3
12-01-2019 	Adelboden	GS	WCUP	.1	bib:7
06-01-2019 	Zagreb	SL	WCUP	.1	bib:4
20-12-2018 	Saalbach	SL	WCUP	.1	bib:6 5勝目
17-12-2018 	Alta Badia	GS	WCUP	.1	bib:1
16-12-2018 	Alta Badia	GS	WCUP	.1	bib:7
08-12-2018 	Val d'Isere	GS	WCUP	.1	bib:1
18-11-2018 	Levi	SL	WCUP	.1	bib:3 1勝目
わざわざ上記リストを載せたのは、1年間か、1シーズンかの混同より、ヒルシャー 2018/19シーズン**勝記録などの誤報防止のためである。
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 ヒルシャー ★2017/18シーズン記録 wc開催全36レース(CANCELLED 2は除去済み)内20レース参加(五輪 3は除去済み) 13勝
17-03-2018 	Aare SWE 	GS	WCUP	.1	bib: 4  13勝
04-03-2018 	Kranjska Gora	SL	WCUP	.1	bib: 5
03-03-2018 	Kranjska Gora	GS	WCUP	.1	bib: 1
28-01-2018 	Garmisch	GS	WCUP	.1	bib: 3 10勝目
23-01-2018 	Schladming	SL	WCUP	.1	bib: 6
14-01-2018 	Wengen	SL	WCUP	.1	bib: 7
07-01-2018 	Adelboden	SL	WCUP	.1	bib: 5
06-01-2018 	Adelboden	GS	WCUP	.1	bib: 2
04-01-2018 	Zagreb	SL	WCUP	.1	bib: 5 5勝目
22-12-2017 	Campiglio 	SL	WCUP	.1	bib: 3
17-12-2017 	Alta Badia	GS	WCUP	.1	bib: 4
10-12-2017 	Val d'Isere	SL	WCUP	.1	bib: 5
03-12-2017 	Beaver Creek	GS	WCUP	.1	bib: 2 1勝目
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しかし1978/79シーズン、インゲマル・ステンマルクは、優勝14。かつ、1988/89フレニ・シュナイダー男女シーズン最多勝利14勝タイ記録。(15勝説は疑問だ?
すでに、1シーズン最多の優勝記録は、14勝に更新されているのだ。
残念ながらヒルシャーの2017/18シーズン13勝は、「2000/01ヘルマン・マイヤー 1シーズン最多の13勝、男子部門タイ記録に1勝及ばず。」と同じである。
横棒線
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年間/シーズン最多勝利数・男女・歴代  1967ナンシー  1967キリー  1977ステンマルク  1978/79ステンマルク 
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1988/89フレニ  2000/01ヘルマン・マイヤ  2018ヒルシャー  2018/19シフリン  
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 ミカエラ・シフリン女子 2018/19年の1シーズン (OWG 3を除く)WC参加27レース 17勝
 ミカエラ・シフリン女子 2018年の歴1年間 参加30レース 内OWG 3を除く、WC参加27レース 15勝
ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin USA 13/03/1995 生まれ)
Alpine Ski World Cup Victories
DH GS SL SG K PR TOT
1 10 46 3 1 -- 61勝 (2019.11.26現在)WC通算勝利数歴代3位
 WC通算勝利数歴代順位、女子第1位リンゼイ・ボン82勝とは21勝の大差があるが、今のシフリンの勢いならあと2年、2020/21中に1位におどりでる可能性大だ。
Shiffrin Olympic Games Results
 Sochi 2014 GS: 5.SL: 1.
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シフリンについての詳しくは、次を参照。

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2018/19年の1シーズン(27-10-2018〜17-03-2019)記録
 シフリン女子 2018/19年の1シーズン (OWG 3を除く)WC参加27レース 17勝
17-03-2019 	Soldeu	GS	WCUP	.1	bib:5 17勝
16-03-2019 	Soldeu	SL	WCUP	.1	bib:6
09-03-2019 	Spindleruv Mlyn	SL	WCUP	.1	bib:2 15勝目
19-02-2019 	Stockholm	SL	WCUP	.1	bib:1 14勝
02-02-2019 	Maribor	SL	WCUP	.1	bib:3
01-02-2019 	Maribor	GS	WCUP	.1	bib:4
20-01-2019 	Cortina	SG	WCUP	.1	bib:17
15-01-2019 	Kronplatz	GS	WCUP	.1	bib:5 10勝目
05-01-2019 	Zagreb	SL	WCUP	.1	bib:6
   (上記△2019/01〜03▲  下記▽2018/11〜12▼)
29-12-2018 	Semmering	SL	WCUP	.1	bib:5
22-12-2018 	Courchevel	SL	WCUP	.1	bib:3
21-12-2018 	Courchevel	GS	WCUP	.1	bib:6
09-12-2018 	St. Moritz	SL	WCUP	.1	bib:6 5勝目
08-12-2018 	St. Moritz	SG	WCUP	.1	bib:12
02-12-2018 	Lake Louise	SG	WCUP	.1	bib:12
25-11-2018 	Killington	SL	WCUP	.1	bib:3
17-11-2018 	Levi	SL	WCUP	.1	bib:1 1勝目
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それまでの1シーズン最多勝利数記録は、
1978/79シーズン、インゲマル・ステンマルク 開催全レース34中、19レース参加、内14勝(1シーズン最多勝利数)
1988/89フレニ・シュナイダー(Vreni Schneider スイス)女子が樹立したシーズン14勝タイ記録 (15勝説は疑問だ?)
この偉大な1シーズン14勝が破られるのは、ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin USA)女子によってである。
1978/79シーズン、インゲマル・ステンマルク14勝からは何とその40年後、1988/89フレニ・シュナイダー14勝からは何とその30年後の、「19-02-2019 Stockholm SL」勝利で14勝記録に並んだ。
シフリン24歳の誕生日(13/03/1995)を迎えた週に、その記録を16勝に再度更新した。
最終的には「17-03-2019 Soldeu GS」にも勝ち、シフリンはシーズン17勝という大記録を打ち立てた。

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 2018年の歴1年間の記録
 シフリン女子 2018年の歴1年間 参加30レース 内OWG 3を除く、WC参加27レース 15勝
29-12-2018 	Semmering	SL	WCUP	.1	bib: 5 15勝
22-12-2018 	Courchevel	SL	WCUP	.1	bib: 3 14勝(20-12-2018 男子ヒルシャーも14勝)
21-12-2018 	Courchevel	GS	WCUP	.1	bib: 6
09-12-2018 	St. Moritz	SL	WCUP	.1	bib: 6
08-12-2018 	St. Moritz	SG	WCUP	.1	bib: 12
02-12-2018 	Lake Louise	SG	WCUP	.1	bib: 12 10勝め
25-11-2018 	Killington	SL	WCUP	.1	bib: 3
17-11-2018 	Levi	SL	WCUP	.1	bib: 1
17-03-2018 	Aare	SL	WCUP	.1	bib: 6
10-03-2018 	Ofterschwang	SL	WCUP	.1	bib: 4
09-01-2018 	Flachau	SL	WCUP	.1	bib: 4 5勝め
07-01-2018 	Kranjska Gora	SL	WCUP	.1	bib: 2
06-01-2018 	Kranjska Gora	GS	WCUP	.1	bib: 7
03-01-2018 	Zagreb	SL	WCUP	.1	bib: 4
01-01-2018 	Oslo	SL	WCUP	.1	bib 1勝め
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歴1年間の最多記録では、
1977歴1年間、インゲマル・ステンマルク 開催全レース35中、17レース参加、内13勝(1年間最多勝利数の新記録だ!)
1979歴1年間、インゲマル・ステンマルク 開催全レース32中、18レース参加、内13勝(1年間最多勝利数)自身のタイ記録
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2018年以前は、ステンマルクによる二度の13勝記録であった。
それを、「ヒルシャー ★2018歴1年間記録 全開催39レース 24レース参加 14勝」で、約40年ぶりに最多記録を更新した。
ヒルシャー20-12-2018 Saalbach SL WCUP .1 bib6 14勝。
シフリン22-12-2018 Courchevel SL WCUP .1 bib: 3 14勝で、ヒルシャーの記録樹立のわずか2日後で並び、
その1週間後の29-12-2018に優勝し、1年間勝利数を15勝とし、新記録としている。
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年間/シーズン最多勝利数・男女・歴代  1967ナンシー  1967キリー  1977ステンマルク  1978/79ステンマルク 
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1988/89フレニ  2000/01ヘルマン・マイヤ  2018ヒルシャー  2018/19シフリン  

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このスキーの話ページの新設日 : 1999/07/25.

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